年齢を重ねると、身体のさまざまな部分に痛みを感じやすくなりますよね。
その中でも膝は、最も痛みが出やすい部位なのではないでしょうか。
膝の痛みは、歩くことや動くことを億劫にさせる厄介な問題ですよね。
そこでこの記事では、膝の痛みとサポーターについて解説しました!
まず、そもそも膝サポーターとは何なのか、なぜ必要なのかとその効果について解説し、その後に膝サポーターにはどんな種類があるのか、そしてどのように選べばいいのかについても解説しています!
目次
膝サポーターとは、主に膝を固定することによって、膝関節の働きをサポートしてくれるアイテムです。
膝を固定することは、膝関節の動きを助けたり、過度な動きを抑制したりしてくれるので、痛みの緩和、負担の軽減に効果があるのです。
また、衝撃の吸収も手助けしてくれるので、怪我の予防にも効果的です。
バスケットボールなどのジャンプを多用するスポーツ競技者や、どうしても膝関節が劣化してくれる高齢者に、使われるケースが多いです。
膝サポーターがなぜ必要かというと、膝関節というのが、身体の中で最も酷使されていて、負担の大きい関節だからです。
例えば、変形性関節症という加齢とともに関節が劣化し、本来の機能を果たせなくなる疾患がありますが、歳を重ねれば、身体全身の関節が劣化します。
しかし、その中で痛みが顕著に現れることが圧倒的に多いのは膝です。
これは、膝にかかる負担の大きさを裏付けています。
そのため、普段の生活で膝に痛みを感じる人や、動き出しや歩き始めに膝が痛むようになってきた人は、サポーターで膝の負担を軽くしてあげる必要があるのです。
では、「膝サポーター」を着用すると、具体的にはどのような効果があるのでしょうか?
大きく分けて、3つの好影響が膝にもたらされます。
膝を「固定することができる」こと、「痛みを和らげることができる」こと、膝を「温めることができる」ことの3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
まず、膝サポーターは膝を固定してくれるアイテムです。
膝を固定することによって、膝関節の過度な動きが抑えられること、そして関節の働きをサポートしてくれることというメリットが生まれます。
膝を固定することは、衝撃の緩和にもつながるので、怪我の予防にも効果があります。
また、膝サポーターは、膝をあまり動かないようにするため、痛みの緩和にもつながります。
特に、高齢の方は、膝が過度に動いてしまうことによって、膝の痛みが出てくるので、動きを抑制することは痛みの緩和につながります。
そして最後に、膝サポーターは、膝を温めてくれるので、膝の血行を良くしてくれる効果もあるのです。
膝サポーターとは、そもそも何なのか、なぜ必要なのか、そしてどのような効果があるのかについてが理解できたところで、次は膝サポーターの種類について見ていきましょう!
膝サポーターには、いくつか種類があります。
それぞれの特徴やメリットを詳しく解説していきます!
まず、紹介するのは、「ベルト型膝サポーター」です。
ベルト型サポーターは、ベルトのように膝に巻いて使用します。締め付け具合を、自分のさじ加減で調節できるというメリットがあります。
全体を固定したり、膝の上部と下部の二箇所で固定したり、数箇所で固定したりと、ベルト型サポーターの中でも、種類はいくつかあります。
比較的、強めに膝を締め付けることができるため、固定する力が強いほうがいいという方には、おすすめです。
次に紹介するのは、「筒型サポーター」です。
筒型サポーターは、足から入れて、膝の位置まで上げれば装着ができる、取り外しがとても簡単な膝サポーターです。
ベルト型のサポーターに比べると、締め付け具合や固定する力といった点では、やや劣ります。
その一方、価格がリーズナブルで買いやすかったり、つけやすいというメリットがあります。
適度な固定力が便利であるため、バレーボール選手に使用者が多いサポーターでもあります。
最後に紹介するのは、「スポーツ用サポーター」です。
スポーツ用サポーターは、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多用し、膝に大きな負担がかかりがちなスポーツ従事者向けのサポーターです。
膝に負荷がかかるため、衝撃を吸収するサポートになったり、怪我の予防につながります。
また、ジョギングやランニングなど、ランナーの人でも使っている人は多くいます。
スポーツの際に着用するので、丸洗い可能だったり、フィット感が高いというメリットもあります。
サポーターの種類について詳しく見てきましたが、実際にサポーターを買う際は、どのような観点で選べばいいのでしょうか?
たくさん種類があって、自分に合うのはどれなのかわかりませんよね。
そこで次は、サポーターの選び方について見ていきましょう!
膝サポーターの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
まずは、やはり「サポート性能」は考慮に入れておきたいポイントです!
膝サポーターの目的は、膝を固定することにあります。
膝を固定することによって、動きすぎを避けられたり、怪我の予防になったり、痛みが和らげられたり、さまざまなメリットが受けられるのです。
ですので、まずは膝をサポートしてくれるか、しっかりと固定してくれるのかという観点は大切にしましょう。
固定強度の観点では、ベルト型サポーターが強めです。自分の膝の症状に合わせ、どれぐらいの強度のサポーターがいいのかを意識して、選ぶよう心がけましょう。
「ムレにくさ」も、サポーター選びにおいて、重要なポイントの一つです。
膝サポーターは、関節の動きをサポートしたり、痛みを和らげたりしてくれるため、膝の痛みに悩まされている方にとっては、日常生活において欠かせないアイテムとなります。
もし、着けていて蒸れると、不快感につながり、装着していることが嫌になってしまいます。
四六時中着け続けることになるので、不快感を避け、快適に着け続けるためにも、蒸れにくいサポーターを選ぶことが重要なのです。
最後に紹介するサポーター選び重要ポイントは、「動きやすさ」です。
やはり膝サポーターは、あくまで動き始めや歩き始めなどのサポートが、最重要任務です。
ですので、固定する力の強さにこだわりすぎるあまり、「固定されすぎていて、歩きづらい…」ということになってしまっては、本末転倒なのです。
そのため、動きやすを重視し、膝を固定する力が弱すぎることがなく、関節の働きを強力にサポートしてくれるものの、動きやすさも制限しないサポーター選びが重要なのです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
人気コンテンツ
TENTIALのリカバリーウェアの選びかた
開催中のキャンペーン一覧
ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり
BAKUNEシリーズラインナップ
卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性
睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)
住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について
睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)
TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム
睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)
リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)
商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー
その他の記事