加齢とともに現れることの多い膝の痛み。
そして膝の痛みが恐ろしいのは、放っておいて悪化してしまうと、歩けないほどになってしまう可能性もあることです。
そんな最悪の事態を防ぐために、まず膝の痛みの原因について知らなければいけませんよね。
そこでこの記事では、膝の外側の痛みについて解説しました。
膝の外側に痛みがある場合、具体的にどのような病気や怪我が原因として考えられるのかについて、詳しく解説を行いました。
痛みという形で、身体に異変が生じた場合、その原因がわからないと気持ち悪いし、対処のしようがないですよね。
膝の外側に痛みが生じた場合、考えられる原因としては、どのようなことがあるのかについて見ていきましょう!
膝の外側が痛む場合、まず考えられる原因として挙げられるのは、「外側半月板の損傷」です。
半月板とは、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)と、スネの骨である脛骨(けいこつ)の間にある、軟骨のような板のことです。
この半月板は、膝の内側と外側にそれぞれあり、膝関節にかかってくる重さを分散させ、負担を和らげたり、関節を安定させる役割を果たしています。
半月板に亀裂が生まれてしまったり、欠けてしまったりすることを半月板の損傷と言います。
半月板は、年齢を重ねるほど脆くなるので、目立った外傷が無くとも、損傷を起こしてしまいます。
そして、外側の半月板が欠けたり、亀裂が入ったりすると、膝の外側の痛みとして、症状が現れるのです。
次に、考えられる原因として挙げられるのは、「外側側副靱帯の損傷」です。
外側側副靱帯とは、太ももの骨である大腿骨と、スネの外側にある骨である腓骨を結んでいる靭帯のことです。
この外側側副靱帯は、主に膝の横方向への動きと連動していて、関節が過度に動いてしまうことを防いでいて、関節の安定性をもたらしています。
外側側副靱帯の損傷が起きるシーンは、靭帯に無理な力が加わった際です。
一般的に、外側側副靱帯は膝が内側に向く内反力が過度にかかることによって損傷します。
スポーツによる損傷が多いですが、やはり外側側副靱帯も加齢によって劣化するので、高齢者の場合は外傷や外圧がなくとも、断裂したり損傷したりしてしまいます。
膝の外側に痛みが生じる原因として、最後に考えられるのは、「腸脛靱帯炎・ランナー膝」です。
腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)とは、通称ランナー膝とも呼ばれていて、主にランニングを原因として、膝関節に起こる炎症を指します。
腸脛靱帯は、太ももの筋肉である大腿四頭筋の外側にあり、腓骨に付着していて、膝関節に安定性をもたしている、とても長い靱帯です。
腸脛靱帯炎は、主に長距離を走るランナーに発症します。
原因は、オーバーユース(使いすぎ)の他に、柔軟性不足や休養不足によっても起こります。
症状は、膝の外側や、腸脛靱帯が走っている箇所である太ももの外側に現れます。
初期は、押すと痛む圧痛や疼くような傷みのみで、休むと消えますが、症状が進行すると、痛みが消えづらくなります。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう!
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