歳を重ねれば重ねるほど、顕在化しやすい悩みである膝の痛み。
そして膝の痛みというのは、歩くことも動くことも億劫にさせる、とても厄介な問題です。
しかし、膝の痛みを放置して末期になると、歩けなくなるなど、本当に恐ろしい問題に発展してしまいます。
そこでこの記事では、膝の痛みと症状について解説しました!
まず、膝の痛みについて理解するために、膝関節の仕組みについて解説し、その後に進行度合い別に、膝にはどのような症状が現れるのかについて解説しました!
目次
関節の炎症が起きると、膝の痛みが伴います。
なぜ関節が炎症を起こしてしまうのか、ご存知でしょうか?
関節炎の原因を知るために、まずは膝関節のしくみについて学んでいきましょう!
膝関節は、太ももの骨である大腿骨と、すねの骨である脛骨、膝おのお皿である膝蓋骨から構成されています。
また、関節周辺には、安定性を保つための靭帯があります。
膝関節を構成する骨には、軟骨があり、軟骨は歩く際や立つ際の衝撃を和らげるという重要な役目を担っています。
しかし、その軟骨は年齢を重ねるごとにすり減っていきます。
軟骨がすり減ると、うまく下半身にかかる衝撃を吸収できなくなるので、膝が炎症起こし、硬くなったり、痛みが生じたりするのです。
膝の痛みという症状と進行度には、どれぐらいの関連度があるのでしょうか?
やはり、症状は早めに察知し、早めに対処したほうが身体のためですよね。
膝が痛む症状があるのであれば、今自分の進行度がどれほどなのか測るためにも、症状と進行度について解説していきます!
膝痛の症状を進行度別に紹介します。
まず、進行度が初期の場合、膝の症状はどういったものになるのでしょうか?
あくまで初期であるので、膝の痛みはまだ軽めです。
例えば、立ち上がる際や動き始める際に、少し違和感を感じたり、多少の痛みを感じる程度です。
人によっては、正座するときにも痛みを感じたり、膝がこわばる感覚が出たりします。
また、初期であれば、膝の痛みは少しの間休んだり安静にしていたりすれば収まります。
初期症状の治療としては、湿布を貼ったり、温熱療法と言われる患部を温めて血行を良くすることによって、痛みを軽減していく治療法が取られます。
関節は、動かさなければ、より固まっていくので、動かすことによって関節の柔軟性を取り戻す運動療法もあります。
初期症状を放っておき、何も対処をしないと、膝の痛みは進行期へと入っていきます。
進行期の主な症状としては、階段を上ったり下ったりすることが難しくなります。また、正座をすることも痛みによって難しくなります。
軽い痛みが伴う初期とは違い、進行期には階段の上り下りや正座ができなくなるほどの痛みを伴うことがあります。
また、起きた直後や動き始める際に、膝に感じるこわばりが強まったり、少し休めば無くなった痛みが、長く続いたりといった症状も出てきます。
進行期の治療としては、痛み止めを服用したり、関節に注射をするなどがあります。
また、進行期には、軟骨がすり減り具合も進行しているため、膝をサポートするための装具の着用をしたりもします。
進行期でも、正しい治療を行わなければ、症状は末期へと進んでいきます。
末期に顕在化する症状としては、痛みが強くなり歩けなくなってしまったり、関節のこわばりが進行して膝を曲げることができなくなったりしてしまいます。
また、初期や進行期と異なり、たとえ動かしていない、安静にしている状態でも、強い痛みが現れます。
末期においては、初期や進行期ですり減った軟骨がなくなってしまいます。
そのため、骨同士がこすれ合い、激しい痛みを生じさせるのです。
末期の治療法としては、痛みが激しい場合は、手術のみです。
人工膝関節置換術という、機能しなくなった関節の代わりに、人工で作られた膝関節で置き換えるという手術で対処します。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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