この記事では、腸脛靭帯炎の症状や原因などについて紹介しています。
腸脛靭帯炎はランナー膝とも呼ばれている通り、ランニングをしていると発症率が高くなり、膝に負担がかかる自転車競技でも同じく発症しやすくなります。
ストレッチやマッサージを運動前に行うことで発症するリスクを下げることができるため、行うことをおすすめします。
腸脛靭帯炎は正しい治療を受ければ完治しやすいですが、根本的原因が解消されていないと再発してしまうリスクが高く、注意が必要です。
腸脛靭帯炎は膝の怪我であり、特に陸上選手が発症しやすくなっています。
腸脛靭帯炎になってしまうと腸脛靭帯が摩擦により損傷しており、歩く動作を行うたびに痛みが伴ってしまいます。
そのため、私生活に影響が出てしまうことが多く、運動を一時中断して治療に専念する必要が出てきます。
膝を使う動作の際に膝に負担がかかることが原因であるため、ストレッチや正しいフォームを身につけることなどをすることで予防することが可能です。
腸脛靭帯炎の症状は膝を屈伸させる際に痛みが出ることであり、軽度であれば安静にしていれば痛みが引く場合が多く、運動を再開することも可能です。
しかし、症状が進むことで常に痛みが現れたり、腫れの症状が出てしまうこともあります。
炎症が激しくなると熱を帯びてしまうこともあり、アイシングで冷やす応急処置を行うようにしましょう。
また、膝の特定部分を指圧したり、膝の曲げ伸ばしでの痛みを確認することで腸脛靭帯炎の症状が出ているかを確認することが可能です。
腸脛靭帯炎の病態は腸脛靭帯と大腿骨が触れ合うことにあります。
膝を伸ばしている状態では大腿骨と腸脛靭帯は接触することはありませんが、膝を30°程度傾けることで接触するようになり、頻繁に擦れあうと腸脛靭帯が損傷してしまい、炎症を起こしてしまいます。
そのため、ランニングなど足を使うスポーツを行っているほど腸脛靭帯と大腿骨が触れ合う頻度が多くなり、損傷もしやすくなります。
ちなみに早いスピードでランニングすれば接触する部分は少なく、腸脛靭帯炎になりにくいと考えられています。
腸脛靭帯炎の原因は、ランニングなど屈伸の運動を連続して行うことです。
そのため、ランニングはもちろんですが、走ることが多いスポーツを行うことで発症する可能性が高まります。
また、運動量が多すぎることや筋力不足、ウォーミング不足でも腸脛靭帯炎になる可能性が高くなります。
腸脛靭帯炎になる原因を把握することで自身がなぜ腸脛靭帯炎になってしまったのかを理解することができ、再発予防の方法を見出すことができます。
腸脛靭帯炎の治療方法として炎症が著しい場合は安静とアイシングが基本になります。
初期症状で正しい治療方法を受けることで完治させることができますが、原因が改善されていないと再発してしまうリスクが高いため、治療を受けながら再発防止のためにストレッチや筋トレを行うこともあります。
また、膝を固定することで治癒効果を高めれるため、サポーターやテーピングを巻いて痛みの軽減や症状の悪化を防ぎます。
腸脛靭帯炎の症状は痛みと腫れであり、初期症状ではあれば痛み具合も弱いですが、症状が進行することで常に痛みが伴い痛みかたも強くなります。
そのため、私生活に影響が出るだけではなく、運動を一時休む必要も出てきます。
腸脛靭帯炎は膝を酷使することで発症する可能性が高まるため、走ることが多い運動を行っている人は腸脛靭帯炎にならないように予防することが大切です。
マッサージやストレッチを行い予防しつつ、膝に違和感が出たのであればすぐに病院で診断してもらいましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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