腸脛靭帯炎に効果的なストレッチを紹介|ストレッチの効果についても解説

腸脛靭帯炎に効果的なストレッチを紹介|ストレッチの効果についても解説

2020年08月09日

この記事では、腸脛靭帯炎の予防や治療の効果があるストレッチについて紹介します。

 

ストレッチを行うことで腸脛靭帯炎の予防効果が期待できます。運動をする際には、ぜひ取り入れていってはいかがでしょうか。

 

腸脛靭帯炎になってしまうとしばらく安静にしないと痛みが出る可能性があります。さらに、症状が悪化すると強みが常に現れる傾向があるため、ストレッチを行い発症を予防することは重要です。

 

筋力不足や、足を使うスポーツを行っている人は発症のリスクが高いくなっています。この記事を参考に、効果的なストレッチを行い腸脛靭帯炎にならないように注意しましょう。

腸脛靭帯炎とは

 

腸脛靭帯炎とは、膝を屈伸させる際に腸脛靭帯が大腿骨と接触することで起こる靭帯の炎症です

繰り返し靭帯と骨が接触することで、靭帯が容易に損傷し炎症を起こしてしまいます。

 

主な症状は痛みです。

症状が軽度であれば安静にしていれば痛みが軽減するため、負担のない範囲で運動を再開することも可能です。

 

しかし、症状が進行してしまうと常に痛みが出るようになり、私生活にも影響が出てしまう可能性があります。

 

治療方法は保存療法が一般的です。薬で痛みや炎症を抑え、患部を固定して安静にします。

 

そのため、しばらくは激しい運動や痛みが強くなる動作を制限する必要があります。

 

ストレッチの効果

 

腸脛靭帯炎は筋力不足や膝の酷使、股関節や膝の筋肉が硬くなっていることが原因で発症しやすくなります。

 

ストレッチは関節や筋肉の柔軟性を高める効果や、膝の負担を軽減する効果が期待できます。

 

また、血流を促進させる効果も期待でき、血液中の老廃物を効率よく体外に排出する効果も期待できます。

 

そのため、前日の疲れを持ち越さないようにすることができ、疲労の蓄積を予防することも可能です。

 

疲労がたまってしまうことで負担がかかりやすくなってしまうので、腸脛靭帯炎のリスクも高くなりやすくなります。

 

腸脛靭帯炎におすすめのストレッチ3選

 

腸脛靭帯炎にはストレッチの効果が高く、治療と予防の効果が期待できます。

 

ここでは腸脛靭帯炎に効果が期待できるストレッチ方法を3つ紹介します。

 

そのため、腸脛靭帯炎の症状を軽減したい人は参考にして実践してみてください。

 

ニューハレ体操

 

ニューハレ体操は、上半身を傾けることで下半身の腸脛靭帯を伸ばすことができるストレッチ方法です。

 

方法は肩幅よりも足を広げて立ち、片手をまっすぐ上に伸ばします。

 

次に、片方の腕は腰に当てます。

 

腰に手を当てた部分を支点に体を傾けていき、脇腹とふくらはぎの外側を伸ばしていきましょう。

 

伸ばしている最中には息を止めず、ゆっくりと息を吐くことでより体を伸ばしやすくなります。

 

一見上半身のストレッチにしか効果がないように思われますが、正しく行うことで腸脛靭帯にも効果が高いストレッチ方法です。

 

足をクロスさせるストレッチ

 

足をクロスさせるストレッチの方法をご紹介します。

 

この方法は、それぞれ足の小指が接触するかしないかぐらいになるように足をクロスさせます。

 

その状態のまま両腕を頭上に上げ、指同士を組み、体を左右に傾けていきます。

 

バランスを崩しやすいため、慣れるまでは無理のない程度に傾けるようにしましょう。

 

また、足のクロスはそのままにして、腰を曲げるように前屈するだけでも腸脛靭帯を伸ばすことができ、伸縮性を高める効果も期待できます。

 

この方法は、広いスペースを必要としないストレッチで、簡単にできるのでおすすめです。

 

ポールを使用したストレッチ

 

ポールを使用したストレッチを行うのであれば、ストレッチポールが必要です。

ポールがなければタオルを丸めれば、ある程度代用することができます。

 

このストレッチ方法では、太ももの外側にポールが当たるようにします。

 

このとき、片方の足はポールを当てている足をまたぐようにして前に出します。

 

両手は床のバランスのとれる場所で指先を付けるようにします。

 

体勢が整ったら、太ももの外側をこする様にポールを転がしていきます。

 

タオルの場合は転がすことができないため、少しずつずらしながら体重を床と垂直方向にかけるのがポイントです。

 

多少やりにくさを感じてしまう場合もありますが、テニスボールでも代用可能です。

 

まとめ

 

腸脛靭帯炎はストレッチを行うことで予防することができます。

 

発症後も効果的なストレッチを行うことで、治療の効果を高めることが期待できます。

 

そのため、ランニングや自転車競技を本格的に行っている人であれば運動前にストレッチを行うようにしましょう。

 

ストレッチでは腸脛靭帯を伸ばすことができるストレッチを行う必要があるため、効果が期待されているストレッチ方法を事前に身につけておくようにしましょう。

 

ストレッチを行う腸脛靭帯炎を発症してしまうリスクを下げるようにしましょう。

 

最後に記事の内容をおさらい!

 

  • ストレッチで得られる効果

 

  • 腸脛靭帯炎について

 

  • おすすめのストレッチ3選

 

 

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