この記事では、腸脛靭帯炎について紹介します。
症状や治療方法なども紹介しているため、腸脛靭帯炎の症状が出てしまっている人や発症するリスクがある人は参考にしてください。
腸脛靭帯炎は膝に痛みが出る病気であり、症状が進行すれば私生活にも影響が出てしまいます。
膝の屈伸を繰り返す運動やスポーツを行っている人、運動不足の人が発症しやすく、ストレッチなどを事前に行い、ランナー膝でもある腸脛靭帯炎にならないようにしましょう。
目次
腸脛靭帯炎とは、膝に痛みが出る病気であり、膝を酷使することで発病しやすいです。
また、運動不足の人や筋肉が硬い場合なども発症のリスクが高まってしまいます。
普通に歩行するだけでも膝には体重の5倍程度の負荷がかかるといわれ、坂道を下る際にはより強い負荷がかかってしまいます。
そのような行動を繰り返してしまうと膝にダメージが蓄積されてしまい、太ももの外側にある腸脛靭帯と大腿骨外側上顆という外側についている突出部が擦りあってしまい、損傷することが腸脛靭帯炎の原因となっています。
そのため、年齢や性別の違いによって発症リスクが高まるわけではなく、予防策をしっかり行った後に運動やスポーツを行えば発症するリスクを下げることも可能になります。
症状は痛みが伴うことであり、症状が進行すれば常に痛みが出てしまいます。
腸脛靭帯炎の治療方法は主に、保存療法が行われることが一般的であり、手術が行われることはほとんどありません。
症状が軽度であれば安静にしたり、アイシングすることで症状を抑えることができ、運動も行うことができます。
しかし、事前にストレッチをしないと症状が悪化してしまうリスクが高まるため、注意しましょう。
痛みが激しく続くのであれば鎮静剤や炎症を抑える薬が投与されることが多く、薬物療法と安静にしておくことで完治させることができます。
どの病気にも言えることですが、初期症状で治療を受けることが早期完治への近道であり、運動後に膝に痛みが出るのであれば冷やしたり、安静にして痛みがなくなるまで運動を行わないようにすることが無難です。
筋トレで筋力をつけたり、マッサージで血流を促進させることも効果的です。
腸脛靭帯炎の予防方法を行うことで発病してしまうリスクを下げることができ、普段通りの運動やスポーツを続けることができます。
筋肉が緊張している状態で膝に負担をかけることは腸脛靭帯を傷つけるリスクが高まるため、まずは下半身のストレッチを念入りに行って筋肉の柔軟性を高めましょう。
また、運動後にはマッサージを行い、血流を促進させることも大切です。
血流が促進することで血液中の老廃物を排出することができ、膝の周りの筋肉へのダメージを残さないようにすることができます。
筋トレを行い筋力を高めることも予防方法としておすすめであり、特に体幹や股関節に筋力がつけば膝や腸脛靭帯にかかる負担を軽減することができ、痛めてしまう可能性を下げることができます。
腸脛靭帯炎になるとしばらく思うように運動を行うことができなくなるため、予防方法を行うことは大切です。
膝にテーピングを巻くことで膝を固定できたり、膝への負担を軽減することもできるため、おすすめです。
治療だけではなく、予防効果も期待できるため、ランニングなど膝を酷使する運動やスポーツを行っているのであれば使用してみてはいかがでしょうか。
腸脛靭帯炎予防としての効果があるテーピングですが、適した巻き方をしなければテーピング本来の効果を得ることができません。
そのため、事前に正しい巻き方を身につけるようにしましょう。
腸脛靭帯炎はランナー膝とも呼ばれている通り、ランニングを行っている人ほど発症するリスクが高い特徴があります。
膝に痛みが出る病気で腫れなどの症状はありませんが、次第に痛みが出る間隔が狭まっていき、最終的には常に痛みが出てしまいます。
治療方法が安静と冷却が基本であり、応急処置で完治させることもできます。
しかし、再発してしまうリスクもあるため、本格的な運動をしばらく控えることをおすすめします。
また、再発予防としてはストレッチや筋トレ、マッサージがおすすめであるため、行うようにしましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
人気コンテンツ
TENTIALのリカバリーウェアの選びかた
開催中のキャンペーン一覧
ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり
BAKUNEシリーズラインナップ
卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性
睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)
住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について
睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)
TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム
睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)
リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)
商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー
その他の記事