お尻の筋肉である梨状筋が原因で、下半身に痛みやしびれなどの症状をもたらし、酷い場合は、不自由なく日常生活を送ることさえ難しくする梨状筋症候群。
そんな梨状筋症候群にストレッチが効果的であることをご存知でしょうか?
この記事では、梨状筋症候群対策としてのストレッチについて解説していきます。
まず、梨状筋症候群の症状や原因など概要について説明し、次にストレッチが効果的である理由を解説します。
その後に、具体的なストレッチ方法の紹介と注意点に関する解説を行いました。
目次
まず、梨状筋症候群とは何なのか、どのような症状が出て、何を原因にして生じるかなど、概要について解説していきます!
そもそも梨状筋とは、お尻に位置していて、股関節を支える働きをしている筋肉です。
梨状筋症候群とは、その梨状筋が固まってしまい、固くなった梨状筋が神経を圧迫することによって、お尻や下半身に痛みやしびれなどの症状が出ている状態をことを言います。
症状は人によってさまざまで個人差がありますが、ズキズキとする疼くような痛みであったり、電気が走るような痺れを感じたり、太ももやふくらはぎが張ったりすることが、主な症状として挙げられます。
梨状筋症候群の原因は、日常生活やスポーツで、梨状筋に繰り返し負担がかかることが主なものとして挙げられますが、梨状筋が股関節を支えている筋肉であるため、股関節の異常によっても引き起こされます。
次は、梨状筋症候群の改善方法としてのストレッチについて解説していきます。
梨状筋症候群を改善するために、ストレッチは非常に大きな効果を発揮します。
なぜなら、梨状筋症候群は筋肉が凝ったり固まったりする、筋肉の状態の悪さによって引き起こされることが多いからです。
固まった筋肉が神経を圧迫し、痛みやしびれなどを引き起こしているので、ストレッチで筋肉をほぐし、神経を解放してあげることが、症状の改善に大きく貢献するのです。
梨状筋症候群に対するストレッチの効果が分かったところで、次は梨状筋症候群に効く具体的なストレッチを紹介していきます。
固まると、梨状筋症候群の原因となりやすい、お尻や腰回りの筋肉のストレッチ方法を中心に紹介します。
まずは、太もも裏の筋肉であるハムストリングを伸ばせるストレッチを紹介していきます。
ハムストリングは、梨状筋と同じく股関節を支えている重要な筋肉なので、しっかりとストレッチをして、ほぐしておきましょう。
次も、お尻と腿裏のハムストリングを伸ばせるストレッチです。
デスクワークや運転など、1日の中で座っている時間が長い人は、お尻や腿裏が非常に固まりやすく、梨状筋症候群を発症する人も多いので、入念にほぐしていきましょう。
最後は、椅子に座りながら行えるお尻とハムストリングのストレッチを紹介します。
座りながらできるので、テレビや動画を見ながらなど、家でのリラックスタイムに手軽にできる、おすすめのストレッチです。
最後に、梨状筋症候群の方がストレッチをする際に注意すべき点について解説をしていきます。
梨状筋症候群は、下半身に痛みやしびれなどの症状が出る病気ですが、身体が痛む中でストレッチをしてもいいのかという疑問が浮かぶ方もいると思います。
しかし、梨状筋症候群の原因が筋肉の凝り固まりにある以上、多少の痛みであれば、運動量を維持するか、もしくは増やす方が賢明です。
痛むからといって身体を動かさないでいると、余計に筋肉は固まっていき、症状は悪化の一途をたどるので注意が必要です。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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