シンスプリントは炎症を伴う症状であることから、アイシングで患部の炎症を抑制することが早期回復のための手段になり得ます。
シンスプリントはスポーツ中に脛が痛くなることが多いため、運動後のアイシングに力を入れましょう。
こちらの記事ではシンスプリントの症状や原因を紹介した後、アイシングのやり方を詳しく解説します。
また、競技復帰をスムーズにするためのアクティブレストについても触れるので、シンスプリントからの早期回復策を知りたい人は、最後まで目を通してください。
シンスプリントが発症した人の多くは練習のし過ぎ、いわゆるオーバーワークの傾向にあります。シンスプリントで痛みを感じる脛の内側の筋肉は跳躍や走行、急停止といった運動の際に負荷がかかる部位です。
激しい運動によって、脛を構成する筋肉と骨を繋ぐ骨膜と呼ばれる部分が何度も引っ張られ、炎症を起こしてしまうのがシンスプリント発症の理由です。
小学生や中学生といった筋肉が充分に備わっていない世代の人が激しい運動をすると、筋肉による衝撃吸収効果が発揮されないまま、脛の骨に負荷がかかるというわけです。
また、成人している人でも筋肉の柔軟性が足りていないと筋肉の衝撃吸収効果が働かず、シンスプリントに悩まされることもあります。
シンスプリントの人の脛の筋肉や骨の特徴として、筋肉が疲労しているケースがよく見られます。オーバーワークによって筋肉を酷使しながら、必要なケアが行われなかったせいで筋肉に疲労が溜まっているのです。
疲労が蓄積した筋肉が硬さを帯びて、本来備わっている衝撃吸収能力が活かされることがなくなります。その結果、ヒラメ筋をはじめとした脛を構成する筋肉と骨を繋ぐ骨膜に炎症が生じ、痛みを感じてしまうというわけです。
運動中にだけ痛みを感じる場合は初期のシンスプリントに分類されます。そこから徐々に痛みが悪化すると、日常生活に思想を来すほどの痛みに発展するのがシンスプリントの特徴です。
下肢を酷使するスポーツに取り組んでいる人の中でも、シンスプリントはランナーにおいてよく見られます。
シンスプリントは脛を構成する骨の骨膜が炎症を起こしている症状なので、痛みを感じたらアイシングを施すことが基本になります。効率的に患部を冷やすには氷を入れた氷嚢やアイスバッグを活用しましょう。
氷水を張ったバケツに足から脛を入れるといった方法でも、効果的に冷却することができます。シンスプリントはアスリートやスポーツを趣味にしている人によく見られる症状です。
そのため、シンスプリントの治療は競技への復帰を前提に進めていくことになります。競技にへの復帰を円滑に行いながらも、治療の効果を損なわないようにしましょう。
身体を一切動かさずにいると休養前の状態に肉体を戻そうと身体に負担をかけて、シンスプリントが再発する恐れがあります。
これを防ぐには脛に負担がかかりにくいエアロバイクや水泳といった競技で患部以外の筋肉を動かしておきましょう。身体を動かした後はアイシングを施すことが重要です。
シンスプリントとアイシングに関する今回の記事の内容を以下の3点にまとめました。
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