下半身に痛みや痺れを起こし、ひどい場合は歩き続けることが難しくなったり、安静にしていても痛みで眠れなくなるなど、日常生活にも大きく影響を与える坐骨神経痛。
不自由なく日常を送るためにも、坐骨神経痛はやはり治しておきたいですよね。
そこでこの記事では、坐骨神経痛の改善方法にフォーカスを当てて解説を行いました。
まず、坐骨神経痛の症状や原因など概要について解説します。
その後に、食事や筋トレ・ストレッチ方法、そして寝方や座り方などさまざまな視点に立って、坐骨神経痛の改善方法の紹介をしていきます。
目次
まず、坐骨神経痛の基礎知識について解説していきます。
坐骨神経痛とは、椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患を主な原因として、下半身に痛みやしびれなどの症状をきたす神経痛のことを言います。
坐骨神経痛を引き起こす腰椎疾患の主な原因は、筋肉の凝り固まりや血流の滞りによって、神経障害が生じることにあります。
坐骨神経自体が、お尻から足先までと下半身全体に伸びているので、症状があらわれる箇所も、お尻や腰回り、太ももやふくらはぎなど、広い範囲で個人差があります。
次は、坐骨神経痛を改善するためには、どのような食事を心がければ良いのかについて解説していきます。
まず、坐骨神経痛の改善に効果的な栄養素として挙げられるものは、「タンパク質」と「ビタミンB群」です。
タンパク質は、筋肉や髪、爪などの材料として身体に欠かせない栄養素ですが、坐骨神経痛という観点からみると、筋肉や神経の材料となる点が非常に重要です。
例えば、加齢や運動不足による筋肉の衰えや新陳代謝の低下は、筋肉をこわばらせ、坐骨神経痛の原因となる可能性があります。
そのため、肉や魚、大豆などに含まれるタンパク質を多く摂取し、筋力の低下を防ぐことが大切なのです。
また、ビタミンB2はそのタンパク質の合成を促進する働きがあり、ビタミンB1やビタミンB6は筋肉及び神経の代謝を促してくれる効果があるので、肉や青魚、ナッツ類に多く含まれるビタミンBを摂取することが重要なのです。
坐骨神経痛は、筋肉が凝ったり固まったりして、緊張状態に陥ることが原因で引き起こされるので、筋肉を強化し、柔軟性を高めておくことが、症状を改善するためにとても重要です。
そこでここでは、坐骨神経痛の改善に有効な筋トレを紹介していきます。
まず紹介するのは、「片脚ヒップリフト」です。
この種目は、坐骨神経のすぐ近くにあるお尻の筋肉はもちろん、腰回りや背中の筋肉も鍛えられるトレーニングです。
次は、骨盤の土台を支えている、骨盤底筋トレーニングを紹介します。
この種目は、坐骨神経痛の原因となる、骨盤の歪みや開きを整え、バランスを整える効果があります。
最後に、寝ながら行える坐骨神経痛に効く筋トレを紹介します。
この種目は寝ながらできるので、仕事や家事による疲れで筋トレをする余裕がないという方も、テレビを見ながら是非隙間時間に行ってみてください。
坐骨神経痛の改善には、ストレッチもとてもおすすめな治療法のひとつです。
ストレッチも筋トレと同じように、坐骨神経痛の原因となる筋肉の凝りや固まりを解消し、柔軟性を高める効果があります。
ここでは、坐骨神経痛に効くストレッチ方法を紹介していきます。
まずは、股関節のストレッチを紹介していきます。
股関節は、加齢とともに固まりやすくなる部位のひとつであり、お尻や腰回りの痛みや痺れといった坐骨神経痛発症の原因となりやすい箇所でもあるので、ストレッチでしっかりと伸ばしていきましょう。
次は、お尻の筋肉を伸ばしていくストレッチを紹介していきます。
お尻の下部の梨状筋という筋肉のすぐ下には、坐骨神経が通っているので、坐骨神経痛を改善するために、非常に重要な箇所です。
最後に、脊柱起立筋のストレッチについて解説していきます。
脊柱起立筋は、背中の筋肉ですが、この筋肉が固まると、腰痛や腰の痺れに発展するので、坐骨神経痛改善のためにとても重要な部位です。
坐骨神経痛の対策として、ストレッチや筋トレも大切ですが、日常的な動作の姿勢が悪いことも、坐骨神経痛発症の原因になるので、姿勢に気をつけることも非常に重要です。
そこで最後に、坐骨神経痛を改善する座り方と寝方について解説していきます。
まずは、坐骨神経痛を改善する座り方について解説していきます。
座る際にとにかく重要なことは、「骨盤を立てる」ことです。
前後や左右に傾いたり、骨盤が開いてしまう座り方はNGです。
椅子に座る際は、浅く腰掛けると反り腰になり骨盤が傾くので、深く腰掛け、尚かつ背中を軽く背もたれに預けると、骨盤が立ちやすいので、おすすめです。
床に座る際は、あぐらをかくと骨盤が開いてしまうので、骨盤が立ちやすい正座がおすすめです。
では次は、坐骨神経痛にいい寝方について解説していきます。
寝る姿勢においても、やはり腰に負担をかけないことが重要になります。
例えば仰向けで寝るなら、膝の下に枕やクッションを置き、腰の反りを抑える寝方が良く、横向きで寝るのであれば、軽く膝を曲げ、背中を丸める寝方が腰への負担を軽減することができる姿勢です。さらに、両膝の間にクッションを挟むと尚良いでしょう。
うつぶせ寝は腰に負担をかける寝方なので、避けるようにしましょう。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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