仕事や趣味で靴を履くことが多い人がO脚を矯正したい場合、インソールは身に着けるだけで脚の形を整える効果を期待できるグッズです。O脚は日常で意識していない姿勢や動作の積み重ねによって引き起こされることがあります。
インソールは足裏から身体の歪みを整えることで、O脚を矯正するのに役立つアイテムです。インソールがO脚矯正に効果的な理由や、O脚矯正用にインソールを選ぶときのポイントを詳しく知りたい人は、こちらの記事の最後まで目を通してください。
O脚とは何かご存知でしょうか。
O脚とは、左と右の足首をくっつけて立った時に、膝の間が「指2本分(約3cm)」空く場合のことを言います。
O脚にも2種類あります。1つ目は構造的O脚。構造的O脚は骨格がO脚を引き起こしており、なかなか改善することはできません。
2つ目は機能的O脚と言います。これは、日々の姿勢やスポーツなどが影響し、関節のずれを引き起こし、O脚になることを言います。こちらはストレッチなどの対処をすることで改善することができます。
まずは、ご自身がどちらの場合のO脚なのか判断することが大切でしょう。O脚以外にもX脚というのもあります。O脚の逆です。X脚の場合、膝をくっつきますが、左と右の足首がくっつきません。「X」の形のような足になります。
O脚の改善策としてすぐに取り組みたいのがインソールの見直しです。インソールとは、靴の中に敷いて使う中敷きを意味します。インソールは、足裏をアーチを維持する機能を筆頭に、歩き方に大きな影響を与える機能が備わっている点に注目です。
インソールによって歩き方が改善されると、膝を中心とした下半身の筋肉にかかる負荷が変化します。その結果、外向きになっていた膝が徐々に正しい方向を向くようになり、O脚を矯正できる可能性があるというわけです。
インソールはいわゆる民間療法の一種ではなく、医療機関において治療方法のひとつとして採用されているケースも見受けられます。普段靴を履いて過ごすことが多い人は、インソールを見直すことからO脚矯正を始めてみましょう。
インソールは目的に合わせて形状や厚み、デザインが異なることがあります。O脚矯正を目的にインソールを活用するなら、O脚の原因にアプローチするインソールを選ぶことが重要です。O脚の予防や改善に役立つとされているインソールの選び方を紹介します。
最初に注目して欲しいポイントはアーチサポートです。アーチサポートとは、足裏に存在する3つのアーチを維持する機能を表します。足裏のアーチでよく知られているのは、土踏まずを構成する内側の縦アーチです。
足裏にはこのほかにも、外側にある縦アーチや、足指の付け根のラインの沿って走る横アーチが存在します。これらのアーチによって、人間は着地したときの姿勢を安定させ、着地による衝撃を吸収しているのです。
足裏のアーチが崩れてしまうと、歩き方の歪みや着地の衝撃がダイレクトに膝などの関節に伝わるといった悪影響が生じます。足裏のアーチが崩れる悪影響が積み重なると、O脚をはじめとしたトラブルに繋がるというわけです。
反対に、アーチサポート機能が備わったインソールはO脚の予防や改善に役立ちます。
アーチサポート機能に加えて、かかとの安定性が確保されていることもO脚矯正用のインソールを選ぶうえでのポイントです。なぜなら、かかとが安定していないと歩き方が歪み、O脚に近づいてしまう確率が高まることが理由といえます。
歩くという動作を細かく見てみると、着地においてかかとが重要な役割を果たしています。かかとは地面と最初に接することで、着地の際の衝撃を吸収すると共に、歩いているときの姿勢を左右する部位です。安定した姿勢は脚や膝に伝わる負担を和らげ、O脚の予防や改善に貢献します。
インソールを選ぶときには、かかとを安定させるカップやクッション性の素材でかかとに伝わる力を緩和する機能がついたものを優先しましょう。インソールを実際に手に取ったとき、かかとの部分に目を配ってください。
インソールはそもそも靴の中に敷いて使用するグッズであり、靴とセットで足裏の健康を司っています。O脚矯正用のインソールについても同様です。インソールの効果を充分に実感するためには、靴や足の形に合ったものを選ぶことを心掛けましょう。
たとえば、スニーカーでの使用を全体としたインソールを仕事用の革靴に入れても、靴の形状が違うせいで足にフィットせず、インソールの効果が感じられないケースも考えられます。
靴とインソールのサイズが合っていない、足の幅に対してインソールが狭いといった問題もまた、インソールの効果が発揮されない原因です。
インソールの中には、大きめのサイズで手元に届いたものを、購入者自身の靴や足の形に合わせてカットするタイプのインソールがあります。自分の足にピッタリなインソールが欲しい人は、オーダーメイドするのもひとつの手段です。
O脚矯正のためにインソールを購入する際は、以下の3つのポイントを意識すると効果を向上することが可能です。最初のポイントとして、足に合った靴を履きましょう。靴が足に合っていることが、インソールの効果を最大限引き出す条件になります。
また、5本指ソックスを履くことでも、インソールの効果が向上する点に注目です。5本指ソックスは通常のソックスよりも足指を自由に動かすことができます。足指の動きは足裏に伝わる衝撃を和らげて、O脚をはじめとしたトラブルの防止に繋がるのです。
最後のポイントとして、足指のトレーニングに取り組むようにしてください。足指を使って歩くことは、足裏の筋肉の発達を意味します。足裏の筋肉が鍛えられているほど、インソールと足裏がフィットしてインソールの効果を感じやすくなることが理由です。
O脚とインソールについてまとめた今回の記事は、以下の3点に要約できます。最後に重要なポイントを確認しておきましょう。
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