ストレッチでO脚から美脚へ!おすすめ種目4選を紹介

ストレッチでO脚から美脚へ!おすすめ種目4選を紹介

2021年02月17日

O脚を改善するための方法の中でも、ストレッチは比較的取り組みやすいセルフケアといえます。股関節や膝周辺の筋肉を柔らかくしておくと、正しい脚の形に戻りやすくなるので、時間が空いたときのストレッチを習慣化していきましょう。

 

こちらの記事では、O脚にストレッチが効果的とされている理由について詳しく述べます。さらに、自宅でも簡単に実施できるストレッチについても見ていきましょう。ストレッチの手順や意識すべき点を細かく解説するので、O脚に悩んでいる人は参考にしてください。

O脚とは

O脚とは何かご存知でしょうか。

O脚とは、左と右の足首をくっつけて立った時に、膝の間が「指2本分(約3cm)」空く場合のことを言います。

 

O脚にも2種類あります。

1つ目は構造的O脚。構造的O脚は骨格がO脚を引き起こしており、なかなか改善することはできません。

 

2つ目は機能的O脚と言います。これは、日々の姿勢やスポーツなどが影響し、姿勢の崩れを引き起こし、O脚になることを言います。こちらはストレッチなどの対処をすることで改善することができます。

 

まずは、ご自身がどちらの場合のO脚なのか判断することが大切でしょう。O脚以外にもX脚というのもあります。O脚の逆です。X脚の場合、膝の内側がくっつきますが、左右の足が離れ、「X」の形のような足になります。

 

O脚にストレッチは効果はあるのか?

O脚に悩んでいる人が取り組むべき対策の中でも、自宅で気軽に実施できるのがストレッチです。ストレッチは筋肉をほぐすことで柔軟性を確保することができます。O脚の形が定着している関節周辺の筋肉を柔軟にすることで、O脚の改善を促進するのがストレッチの効果です。

 

そのため、O脚を改善したい人はストレッチを習慣にしていきましょう。ただし、ストレッチを続けていても、姿勢の悪さや足を組むといったO脚の原因となる行動を正さないと、充分な効果を感じにくい点に注意してください。

 

また、骨格が原因でO脚になってしまっている人の場合は、専門知識を持たないままストレッチをしてもO脚が改善されないケースが考えられます。こういった場合は整形外科をはじめとした専門機関で施術を受けましょう。

 

O脚の簡単ストレッチ

 

ここではO脚改善のためのストレッチについていくつか紹介していきます。

家事や仕事など忙しく、あまり時間が取れない方におすすめストレッチ法です。1日のうち10分程度の時間があれば簡単にできます。ただし、重要なのは「続けること」です。1回だけやっても意味がありません。

 

股関節をパタパタ動かすストレッチ

 

まずは、「股関節をパタパタ動かすストレッチ」です。やり方は簡単です。仰向けに座って膝を立てます。その状態です。上体はなるばく動かさずに膝を左右に動かします。

 

こうすることで、骨盤のゆがみを取ることができます。普段動かさない筋肉にも刺激を与えることができ、定位置に骨盤を戻すことができるでしょうか。

 

ただし注意点としては、左右に足を動かしたときに、上体も動かさないようにすることです。上体を動かくしてしまうと、骨盤のゆがみを無くすことができません。

 

両膝を押し合うストレッチ

 

次に「両膝を押し合うストレッチ」です。やり方は簡単です。立ったまま、両膝をくっつけます。その状態です。両膝を内側へ押し合う。これだけです。

 

約20秒押し合って、10秒休憩して、また約20秒押し合う。これを5セットやりましょう。O脚の方は、内転筋を使うことが少ないです。内転筋を鍛えるストレッチとして効果的です。

 

また両膝を押し合うストレッチは、仕事中でもできるので時間があるときを見つけて継続してやってみましょう。

 

あぐらストレッチ

 

最後に「あぐらストレッチ」です。

あぐらストレッチは、あぐらをかいた状態です。背中をまっすぐにします。背中をまっすぐにしたら、その状態を保ったまま、息を吐きながら前に倒します。骨盤を定位置に戻した状態でストレッチをすることで、骨盤のゆがみを取ることができます。

 

前に倒した状態で、10秒ほどキープするのがおすすめです。これを3回ほどやりましょう。骨盤のゆがみがO脚をひきおこしていることも多いので、このストレッチだけでO脚が治ってしまう人もいるようです。

 

ストレッチポールを使ったO脚ストレッチ

ストレッチポールとは、ストレッチやマッサージといったセルフケアをサポートする円柱状のグッズです。ストレッチポールの形状を活かしたストレッチで、O脚からの脱却を図りましょう。

 

ストレッチポールをお尻に敷いて座った姿勢から行うストレッチは、お尻周辺の筋肉をほぐす効果が期待できます。ストレッチポールの上に座ったら、背中よりも後ろに手を着いてバランスを取りましょう。

 

片方の脚を外側に開いたら、ストレッチポールにお尻を押し付けたまま手と腰を使って前後に動いてください。背中に近いエリアまでポールを引き寄せるのがポイントです。

 

また、横向きに寝た状態でストレッチポールを脚の付け根の下に敷き、体重をかけながらポールを転がすストレッチも、O脚の人が強張りがちな筋肉をほぐすことができます。

 

O脚の座りながらエクササイズ

椅子に座った状態から行うエクササイズは、デスクワークなどの合間にO脚をケアしたいときに便利です。こちらのストレッチではバスタオルを使用します。バスタオルが用意できない場合は、クッションでも代用可能です。

 

やり方としてはまず、姿勢を正して椅子に座ります。次に折りたたんだバスタオルやクッションを膝の間に挟みましょう。タオルを押し込むイメージで膝を近づけたら、両膝を軽く曲げて10秒程度キープします。

 

タオルやクッションは、膝を近づける姿勢をイメージするためのものです。何度もエクササイズを繰り返すうちに、膝を寄せる動きに慣れてきたら、タオルやクッションが無くても同様の効果を得られるようになります。

 

日頃座って生活することが多い人は、こちらのエクササイズを試してみましょう。

 

O脚改善の内転筋エクササイズ

O脚を引き起こす原因のひとつである内転筋の衰えを解消するには、内転筋を鍛えるエクササイズに取り組みましょう。今回紹介するエクササイズは、身体の側面を床に着けて寝転んだ姿勢から行います。

 

まずは、床に着いていない側の膝を身体の前に出し、膝の内側を床に置いて姿勢を安定させてください。次に、床に着いている脚の付け根に力を入れて、脚の外側を床から引き離します。このとき、内転筋を触って力が入っていることを確かめましょう。

 

脚の外側を浮かせたまま、空中で上げ下げする運動を30回繰り返します。

 

まとめ

O脚に効果的なストレッチについて述べた今回の記事は以下の3点に要約できます。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

 

  • 歩き方の歪みをはじめとした生活習慣で膝が外側に開くことがO脚の一因です。

 

  • 膝が外側に向いてしまう生活習慣が原因でO脚になった場合は、ストレッチで筋肉をほぐすことが解決の糸口になり得ます。

 

  • ストレッチポールを活用したストレッチや座りながらできるストレッチは、自宅でも気軽に取り組める種目です。

 

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