ここでは、O脚とは何か?O脚の原因は?O脚を直すには?を重点的に解説していきます。
「男性」「女性」ともにO脚に悩む方は多いかもしれません。まずは、O脚の原理を知ることで、しっかりご自身の中に理解しましょう。
この記事を読めば、どんな対処法をすべきか!だけでなく、なんでその対処法をすべきかを知ること・理解することができます。ご自身が理解を深めることで、O脚改善のスピードは早くなるでしょう。一緒に頑張りましょう。
目次
O脚とは何かご存知でしょうか。
O脚とは、左と右の足首をくっつけて立った時に、膝の間が「指2本分(約3cm)」空く場合のことを言います。
O脚にも2種類あります。1つ目は構造的O脚。構造的O脚は骨格がO脚を引き起こしており、なかなか改善することはできません。
2つ目は機能的O脚と言います。これは、日々の姿勢やスポーツなどが影響し、関節のずれを引き起こし、O脚になることを言います。こちらはストレッチなどの対処をすることで改善することができます。
まずは、ご自身がどちらの場合のO脚なのか判断することが大切でしょう。O脚以外にもX脚というのもあります。O脚の逆です。X脚の場合、膝はくっつきますが、左と右の足首がくっつきません。「X」の形のような足になります。
ここでは、O脚のチェック方法について解説していきます。
まずは鏡の前に立つことです。鏡の前に立って、左右の足首の間にこぶし1個分のスペースを空けてください。その後に、両足の親指を斜め15度くらい開きます。その時に、膝がどの方向を向いているかが重要です。膝が正面に向いている場合はO脚ではありません。膝が外側を向いている場合はO脚です。
別のチェック方法もあります。それはご自身が履いている靴の底を見ることです。ご自身の靴を用意し、靴の底(かかと)のへり具合を見てください。かかとの外側のへり具合が大きい方はO脚と言えるでしょう。1足だけでなくて、持ってる靴を何足か見てみてください。
O脚が改善されれば、足が長くなったり、身長も高くなったりします。ぜひ、セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。
O脚の原因は、普段の生活習慣と姿勢や歩き方が大きく影響しています。
普段の生活で姿勢が悪いと感じたことはないでしょうか。例えば、浅く座って背もたれによりかかるなど。会社でも光景です。
長時間の勉強やデスクワーク、パソコンやスマートフォンの長時間使用により、悪い姿勢になることもあります。ポイントは長時間ということです。
また長靴・女性の場合はヒールなどの靴を長時間履いていると、足の構造をゆがめ、体の重心がずれ、バランスの悪い歩き方を引き起こします。
悪い姿勢や歩き方を長期にわたって行っていると、骨盤や下肢の筋肉にゆがみやバランスをくずします。骨盤が前傾したり、腰椎がねじれたりして、股関節が内側によれて外側に開き、膝も外に向いてしまいます。
O脚を改善するには、正しい歩き方や立ち方を体に覚えこませることが重要です。
まずは、立ち方。背中を壁に向けて立ちます。なるべく体の接地面を多くします。かかとはこぶし1個分くらい空けます。あごを上げて、視線は遠くのほうに向けます。そうすると自然に正しい姿勢をたもつことができるでしょう。
その状態で次は、歩く練習です。その場でいつもより少し高く膝を上げます。そして、かかとからゆっくりと着き、足全体で床を掴むようにします。
実施に歩くときには4つのポイントを意識してください。
1つ目は、「少し体の重心を前にすること」。2つ目は「膝をいつもより少し高く上げること」。3つ目は、「着地する足の膝は緩めにすること」。そして最後の4つ目は、足の指全体で床を掴むように歩くこと」です。
この4つのポイントを意識して歩くことでO脚は改善されることでしょう。
ここではO脚改善のためのストレッチについていくつか紹介していきます。
家事や仕事など忙しく、あまり時間が取れない方におすすめストレッチ法です。1日のうち10分程度の時間があれば簡単にできます。ただし、重要なのは「続けること」です。1回だけやっても意味がありません。
まずは、「股関節をパタパタ動かすストレッチ」です。やり方は簡単です。仰向けに座って膝を立てます。その状態です。上体はなるべく動かさずに膝を左右に動かします。
こうすることで、骨盤のゆがみがとれやすくなります。普段動かさない筋肉にも刺激を与えることができ、定位置に骨盤を戻すことが期待できます。
ただし注意点としては、左右に足を動かしたときに、上体も動かさないようにすることです。上体を動かくしてしまうと、骨盤のゆがみを無くすことができません。
次に「両膝を押し合うストレッチ」です。やり方は簡単です。立ったまま、両膝をくっつけます。その状態で両膝を内側へ押し合う。これだけです。
約20秒押し合って、10秒休憩して、また約20秒押し合う。これを5セットやりましょう。O脚の方は、内転筋を使うことが少ないです。内転筋を鍛えるストレッチとして効果的です。
また両膝を押し合うストレッチは、仕事中でもできるので時間があるときを見つけて継続してやってみましょう。
最後に「あぐらストレッチ」です。
あぐらストレッチは、あぐらをかいた状態です。背中をまっすぐにします。背中をまっすぐにしたら、その状態を保ったまま、息を吐きながら前に倒します。骨盤を定位置に戻した状態でストレッチをすることで、骨盤のゆがみを取ることが期待できます。
前に倒した状態で、10秒ほどキープするのがおすすめです。これを3回ほどやりましょう。骨盤のゆがみがO脚をひきおこしていることも多いので、このストレッチだけでO脚が治ってしまう人もいるようです。
O脚を改善することで、身長伸びることもあります。O脚の原因は生活習慣と姿勢・歩き方です。
それを改善し、正しい脚の形になれば、必然と足がまっすぐな「棒」になります。曲がっていた「棒」をまっすぐな「棒」にすれば、高さは変わります。
女性・男性ともに、成人になれば、身長が伸びることは無くなってきます。ただし、O脚は違います。ご自身の努力次第で、改善することもできます。そしてO脚改善は、姿勢や歩き方を改善することなので、身長が伸びることだけではなく、普段の生活にもよいことがたくさんあります。
O脚だと体の外側に力が加わっていたところを足全体にバランスよく分散できるので、疲れにくくなることでしょう。仕事や移動疲れの影響を受けにくい強い身体をつくりましょう。
O脚を改善するには、インソールも重要です。普段の靴のインソールを変えることで、普段からO脚改善をすることができます。
インソールを選ぶ重要なポイントは3つです。
まず1つ目は「かかとの安定感」です。姿勢が崩れてしまう原因の多くは、しっかりかかとがホールドされていないことです。しっかりかかとをホールドできるインソールを選びましょう。
2つ目は、「アーチのサポート」です。アーチとは、正しい姿勢や正常な脚の働きを成り立たせるために脚の裏にある構造のことです。O脚の方はアーチが崩れている場合はあります。アーチが崩れていると姿勢も崩れ、正しい姿勢で歩くことが難しくなります。
3つ目は、インソールの形です。正しいインソールに変えてもサイズがあっていなければ意味がありません。インソールのつま先部分をはさみで切って調整することがおすすめです。
ここではO脚の真実について解説してきました。まずは、O脚とはどんな状態なのか、どんな生活習慣・姿勢・歩き方でなってしまうものなのかをご理解いただけたでしょう。まずは構造を理解することが重要です。
次に理解した上で行動すること。時間がない人は普段から少しずつストレッチを繰り返しながら、体を整えていきましょう。
O脚の改善は、正しい姿勢・歩き方に繋がります。ぜひ、一度試してO脚を改善してみてはいかがでしょう。
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