足指の付け根が痛い!中足骨に痛みを発生させる病気について徹底解説

あなたは、足趾の付け根あたりに生じる痛みに悩まされていませんか?


足趾の付け根に生じる痛みを中足骨の痛みと言いますが、高齢者の方や、ダンスやマラソン、バレーボールなど、足に大きな負担をかけるスポーツをやっている方で、中足骨の痛みを抱えている人は、実は非常に多いのです。


この記事では、そんな中足骨の痛みについて解説しました。


まず、中足骨の概要解説から始め、次に中足骨に痛みを生じさせる原因について徹底的に解説します。


最後に、対策としてインソールが非常に有効なことについても解説していきます。

中足骨(ちゅうそくこつ)とは


まず、中足骨について解説していきます。


中足骨とは、足の中部に位置している5本の骨のことを言います。


中足骨は、そのまま5本の足趾に通じていて、母趾に通じている骨を第一中足骨とし、示趾を第二、中趾を第三、薬趾を第四、そして小趾に通じている骨を第五中足骨と呼びます。


中足骨は、歩くときはもちろん、ランニングやジャンプなどスポーツをする際に使用する骨です。


運動時以外でも、例えばハイヒールやパンプスを履いているときに、負荷がかかる骨です。


中足骨が痛む原因


足の中部に位置していて、足趾の骨に通じている中足骨ですが、中足骨はさまざまな運動や日常の動作において負荷がかかっているので、さまざまな要因で痛みが発生します。


この章では、中足骨が痛む原因について解説していきます。


骨折


中足骨が痛む原因として、まず挙げられるのは「骨折」です。


骨折の中でも、多いのがオーバーユース(使いすぎ)による疲労骨折です。


その他の骨折としては、関節面の骨が骨折して分離してしまう脱臼骨折や、足をひねったときに生じる第五中足骨の骨折であるジョーンズ骨折などがあります。


症状

次に、それぞれの骨折に現れる症状について解説していきます。


疲労骨折の場合は、患部を押すと痛みが出る圧痛や腫れが現れます。


脱臼骨折の場合は、痛みと腫れが出ますが、症状が進行している重度の場合は、痣が見られたり、痺れを感じたりすることもあります。


ジョーンズ骨折の場合は、足の外側に痛みと腫れ、圧痛が出ます。


原因

中足骨の骨折が起きる原因は、疲労骨折はジャンプやランニングを繰り返すことによるオーバーユースが主な原因で引き起こされます。


脱臼骨折とジョーンズは、転倒によって足をひねったり、繰り返し負荷を与えるオーバーユース、強い力が加わることによる外傷を原因として生じます。


治療

治療方法としては、まず疲労骨折の場合は、原因となった運動やスポーツを休止することや松葉杖を使用して、患部を安静にすることで対処します。


脱臼骨折の場合は、折れた骨を整えたり固定する手術を行います。


ジョーンズ骨折は、松葉杖を使用したり、患部の安全性を保つため底の硬い靴を着用したりします。


フライバーグ病


「フライバーグ病」も、中足骨に痛みを生じさせる病気の一つです。


フライバーグ病とは、足の指の付け根あたりの部分が壊死してしまう病気です。


通常、足の示趾の付け根部分である、第二中足骨頭の骨軟骨に生じます。


症状

次は、フライバーグ病の症状について解説していきます。


フライバーグ病は通常、足に体重がかかるときに痛みが出ます。


特に、歩いていて足を蹴り出す際に、痛みが強くなる傾向があります。


また、ハイヒールなどかかとの高い靴を履いていると症状が悪化することがあります。


そして、足の関節が腫れてしまい、こわばってしまうこともあります。


原因

フライバーグ病は、ダンスやジョギング、ランニングなどをしているときに、第二中足骨頭に繰り返し負荷がかかるオーバーユースが主な原因で引き起こされます。


また、思春期に骨が急速に成長している女児や、生まれつき第二中足骨が長い人に生じることが多いです。


治療

治療法としては、症状の急激な悪化を防ぐために、コルチコステロイドというホルモン注射を行ったり、底が厚く足を保護してくれるよう靴を変えたり、インソールを挿入したりします。


また、非常に珍しいケースではありますが、第二中足骨頭を切り取る手術を行うこともあります。


モートン神経


モートン神経腫も、中足骨に痛みが生じる原因となる病気です。


足底から足の指に走っている神経が、足趾の付け根あたりで慢性的に圧迫されることによって生じる神経障害のことを、モートン病と言います。


モートン神経腫は、モートン病が長期化した場合に生じる、神経腫のことを指します。


症状

モートン神経腫は、初期の段階においては、足の中趾及び薬指の周辺に軽い痛みが発生します。


症状が進行するにつれて、足の趾に焼けるような痛みやチクチクするような感覚が現れてきます。


このような症状は、パンプスやハイヒールなど、先の細い靴を履いていると、特に強く感じます。


さらに症状の進行が進むと、どんな靴を履いていても、足先に焼けるような痛みを感じるようになります。


原因

モートン神経腫は、足の指の間に走っている神経が、長期にわたって圧迫されることが原因として引き起こされます。


ハイヒールや足に合っていない靴を頻繁には履くことや、足の構造異常が、神経を圧迫する要因となります。


治療

モートン神経腫の治療方法としては、痛みを抑えるための神経ブロック注射や、足指にある神経圧迫を軽減するための履物の変更やインソールの挿入などが主なものとして挙げられます。


また、症状が重い際は手術により神経を剥離したり、切離する場合もあります。


中足趾節関節痛(ちゅうそくしせつかんせつつう)


中足趾節関節痛も、中足骨に痛みを生じさせる原因となるので、詳しく解説していきます。


中足趾節関節痛は、足の指の付け根の関節である中足趾節関節の痛みが、その関節内から生じている状態のことを指します。


症状

次は、中足趾節関節痛の症状について紹介していきます。


まず、歩いているときに、足にズキズキと疼くような痛みが現れます。


そして、足の甲と底側の双方に、足指の付け根あたりを押すと痛む圧痛が出ることや、若干の熱感を伴ったり、軽く腫れが出ることもあります。


また、炎症を伴う関節痛の場合は、強い熱感や腫れが生じます。


原因

中足趾節関節痛は、さまざまな原因によって引き起こされます。


関節の炎症である関節リウマチや、関節の衝撃吸収を助けている足指の脂肪組織が薄くなること、ジョギングやランニングを繰り返すことにより過大に負荷がかかること、などが主な原因です。


治療

中足趾節関節痛の主な治療方法は、インソールを挿入することにより、足への負荷を軽減することです。


また、インソールではなく、普通よりも厚めで、かかと部分が丸くなっている靴の着用も、効果的な治療法の一つです。


種子骨炎


最後に、種子骨炎について解説をしていきます。


まず、足の母趾の付け根あたりにある第一中足骨頭の下に、小さな骨が二つあり、それを種子骨と言います。


種子骨炎とは、その種子骨に炎症が生じている状態を指しています。


症状

種子骨炎を発症すると、種子骨がある場所である、母趾の付け根の下あたりに痛みが出ます。


そして、歩くと痛みが酷くなる傾向があります。


また、底が薄く足への衝撃が強い靴や、足先が細くなっている靴、ハイヒールなどのかかとが高い靴を履いているときにも、症状が悪化しやすく、痛みでが出やすいです。


その他の症状として、患部に熱感が出たり、腫れが生じることもあります。


原因

種子骨炎は、足趾の付け根に繰り返し負荷がかかることによって、種子骨そのものや周りの組織に損傷が生じることが原因で引き起こされます。


そのため、かかとの高い靴を頻繁に履く人や、足に負担のかかりやすいダンサーやジョギング及びランニングを習慣的に行う方に、発症が多い傾向があります。


治療

種子骨炎は、治療として痛みの出ない、自分の足に合った靴を着用するだけで改善することもあります。


インソールを挿入し、足への負担を軽減することも有効な治療法です。


また、痛みを抑えるため、抗炎症薬の服用やホルモン注射を行う場合もあります。


中足骨骨頭痛の可能性も?


これまで、中足骨に痛みを生じさせる原因について解説してきましたが、中足骨に痛みがあるということは、中足骨骨頭痛である可能性もあります。


この章では、中足骨骨頭痛に関して、概要や原因、治療方法など、詳しく解説していきます。


概要


まず、中足骨骨頭痛とはどのような症状を指すのかについて解説していきます。


足の骨は、かかと部分の「足根骨(そっこんこつ)」、土踏まず部分の「中足骨」、足指部分の「趾骨」という3つの部分に分かれています。


中足骨骨頭とは、中足骨と趾骨の接続部分にあたる箇所にある、関節のことを言います。


そして、この先端に痛みが現れる症状のことを、中足骨骨頭痛と言います。


症状としては、痛みだけでなく、中趾〜環趾の付け根あたりにマメやウオノメができることもあります。


原因


中足骨骨頭痛は、主に開張足を原因として生じます。


開張足とは、足の母趾と小趾の付け根が横に広がってしまっている状態のことです。


開張足になると、足の横のアーチが崩れ、足裏の偏った部分に負荷がかかってしまうので、中足骨骨頭痛を引き起こします。


そして、開張足の主な原因は、足裏の筋力不足や、歩き方や立ち方の姿勢の悪さが挙げられます。


治療


中足骨骨頭痛の治療法としては、「足に合う靴を履くこと」が最も有効です。


足への衝撃吸収に優れた靴、特に足指の付け根あたりの保護が厚い靴を履くようにすること、そして中足骨骨頭痛を発症している人は、足裏のアーチが崩れている人が多いので、アーチを維持する手助けをしてくれるタイプのインソールの使用も効果的です。


対策にはインソールがおすすめ


中足骨の痛みの原因や症状について解説をしてきましたが、中足骨の問題に対してはインソールがとても効果的です。


中足骨に問題が生じているとき、足裏のバランスが崩れている場合が非常に多いです。


インソールは、足裏のバランスを整え、衝撃吸収のサポートもしてくれるので、痛みの軽減にも役立ちます。


インソールは、さまざまなタイプが売られており、中足骨部分を重点的にサポートしてくれるタイプや、サイズの調整が効くタイプなど、中足骨の痛みの対処として最も重要な「自分に合った靴」のアレンジに最大限に貢献してくれるのです。


まとめ


最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!


  • 中足骨とは、足趾の付け根から土踏まずにかけて位置している5本の骨のことを言い、歩くときやジャンプ、ランニングをするときに使う骨である。


  • 中足骨の痛みの原因としては、骨折や、足の付け根周辺の組織が壊死するフライバーグ病、神経圧迫の結果として生じるモートン神経腫、関節内に痛みの原因がある中足趾節関節痛などがある。


  • 中足骨の問題に対しては、インソールの使用が非常に効果的。


>>詳しくはこちら

この記事をシェアする

人気コンテンツ

その他の記事

記事をもっと見る

TENTIALの商品