【2023年2月徹底比較】インソールの選び方と人気おすすめ20選|立ち仕事・スポーツ・革靴・パンプス・ジュニア
2023年02月23日

【2023年2月徹底比較】インソールの選び方と人気おすすめ20選|立ち仕事・スポーツ・革靴・パンプス・ジュニア

インソールにこだわりを持つことは足裏だけでなく全身の健康を考えることと同義です。インソールは歩き方や歩行時の関節への負担など、全身に影響を与える要素を司っている部位にあたることが理由といえます。

 

こちらの記事で紹介するのはシチュエーションごとにおすすめしたいインソール20選です。立ち仕事やスポーツをはじめとした靴を履く場面に加え、革靴やパンプスといった靴の種類に注目してインソールを解説します。

 

インソール選びに迷っている人は、こちらの記事を参考にしてください。

※当該記事はジャーナルメディアを運営する株式会社TENTIALの製品紹介を含みます。

 

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インソールとは

 

靴のサイズが合わず足に余計な負担がかかり、その負担をかばうような歩き方をして膝や腰が悪くなってしまったり、また扁平足や浮き指、靴ずれなど足に関して悩みを抱えている人は年々多くなっているようです。

 

そのように足に悩みを抱えている方々におすすめなのが、インソールと呼ばれる、靴の足底に入れる敷物の活用です。

 

インソールには足のアーチの形成・かかとの安定・足裏の衝撃吸収・指の機能向上などの効果が期待できるので、それらの足の悩みをインソールを靴の中に入れて、それを履いて歩くだけで解決してくれる可能性があります。

 

また、日常よりも足裏に負担がかかりやすいスポーツ時にも、パフォーマンス向上の効果も期待できます。

目的やシーンに合わせて適切なインソールを選択することで、足の負担を軽減したり、足の快適性を上げる効果が期待できます。

 

インソールの価格帯

インソールの価格帯は、靴の種類や靴を使用するシーンなどによって異なります。

 

最も多いのは2千円〜3千円台のインソールで、通勤や立ち仕事など日常生活で使用するものや、扁平足・外反母趾用、子供用のインソールです。

 

そして比較的安価なのは革靴やハイヒール用で、千円前後の製品が多く見られます。

 

また、スポーツ用は4千円~5千円台のものが多く、中には1万円近い製品もあるなど価格帯は高めです。

 

これは、スポーツは足に過度の負担がかかりやすく、素材や機能性、パフォーマンス向上の面でより優れた製品が求められているためと考えられます。

 

インソールが役立つ症状と効果

扁平足や足底筋膜炎、疲労や痛みなど、足に関する悩みを抱える人は多くいます。またインソールが、足をサポートするものであるとは理解していても、インソールの細かい役割や効果については、いまいちよくわかっていない人が多いのが実情ではないでしょうか。

 

この記事では、足の症状の種類とインソールに期待できる効果をご紹介していきます。

 

 

疲労軽減

 

普段から歩き回る営業や立ちっぱなしの仕事をしている人だと、足にかかる負荷も大きくなり、疲労も溜まりやすいです。

 

足裏に疲労が溜まってしまうことで、土踏まずを形成する足裏のアーチが崩れてしまい、その結果、姿勢が悪くなったり、ふくらはぎや腰などの身体の別の部位にも支障をきたすことがあります。

 

インソールを使用することで、体重を支える足裏のアーチをサポートし、体重を分散させ、足の関節や足裏の筋肉に掛かる負担を軽減させる効果が期待できます。

 

>>足の疲れの原因と簡単ストレッチなどの解消方法を紹介

 

 

扁平足

 

扁平足とは、足にかかる体重を分散させる働きがある土踏まずがなく、足裏が平べったい状態になった足のことを指します。

 

土踏まずが形成されると言われている8歳頃までに形成されない場合もあれば、昔はあったはずの土踏まずが、運動不足や体重超過によってアーチが低下し、土踏まずが崩れてしまう場合もあります。

 

扁平足だと、路面からの衝撃を吸収したり緩和したりするのが難しくなり、足全体にかかる負担も大きくなります。その結果、長時間の歩行が困難になったり、足のむくみやふくらはぎの痛みの原因にもなりかねません。

 

土踏まずの部分を高くして自然なアーチを形成しているインソールを使用することで、足全体にかかる負担を分散することができ、より快適で負担の少ない歩行が期待できます。

 

>>扁平足とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

 

 

外反母趾

 

外反母趾とは、足の親指が人差し指にくっつくように「くの字」に曲がり、それによって親指の関節の付け根が外側に突出した状態です。特に女性が陥りやすい足の症状です。

 

つま先にかけて細くなっている形状の靴やヒールの高い靴を履くと、足の親指の付け根部分が圧迫され炎症を起こし、更に外側に突き出た付け根部分が靴にこすれることで、炎症を悪化させてしまいます。

 

外反母趾は、靴のサイズが合わなかったり、ハイヒールなどのつま先が狭い靴を履く人によく見られる症状です。ほかにも、土踏まずのアーチの低下も外反母趾を併発する要因の一つとして考えられています。

 

このような症状の解決策の一つとしてインソールがあり、外反母趾の一つの要因であるアーチの低下を防ぐことができたり、クッション性のあるインソールであれば、衝撃を吸収して歩行時の足の痛みを軽減したり、外反母趾に伴ってできるマメやタコにも効果的です。

 

外反母趾で悩んでいる方は、クッション性や足裏のアーチのサポートに注目してインソールを選ぶと良いでしょう。

 

>>外反母趾とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

 

 

内反小趾

 

内反小趾とは、足の小指が「くの字」のように屈曲している症状を指します。

 

外反母趾同様に、つま先の細い靴やパンプスを履くと、足の小指の付け根部分が圧迫されるため、タコや魚の目を作る原因となり、炎症を引き起こします。

 

内反小趾は足の親指から小指までの横のアーチが崩れることに端を発している事が多いので、正常な足のアーチをキープする役割を果たすインソールを使用することで、痛みの軽減と予防効果が期待できます。

 

>>内反小趾とは。チェック方法、原因、治し方、改善ストレッチを紹介!

 

 

足底筋膜炎

 

足底筋膜炎とは、足のアーチを保つのに重要な役割を果たす足底筋膜に炎症が起こる症状のことです。着地時の衝撃の吸収やバランスの維持にも支障をきたす場合があります。

 

繰り返し足裏の足底筋膜に負荷をかけ続けることが原因で発症することの多い足底筋膜炎は、特にジャンプの多いスポーツやマラソンの選手などに見られやすい症状です。

足裏に痛みを伴ったり、ふくらはぎやアキレス腱の筋肉が硬くなりバランスが崩れている場合は、足底筋膜炎を発症する可能性が高いので、予防や早期対応が大切です。

 

足底筋膜炎の症状としてあらわれるかかと中央部にかかる負担を分散させ、衝撃を吸収しやすくする機能を特徴とするタイプのインソールがおすすめです。

 

>>足底筋膜炎とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

 

 

浮き指

 

浮き指とは、歩いているときや立っているときに、足の指が地面につかず浮いている状態のことです。

 

足の指が浮いている状態だと、身体の重心のバランスが後ろに傾きます。その傾きを直すために体をまっすぐにしようとするので、足以外の身体の部分に必要以上に力を入れてしまうので全身に負荷がかかります。

その結果、転倒したり、肩こり・腰痛などの症状が起こる可能性があります。

 

現代人の足の筋肉が退化していることも要因の一つですが、スリッパやサイズの合わない靴などを履き、脱げないように常に足の指をあげるような癖をつけてしまうと浮き指になる可能性が高く、重心も真ん中からかかと寄りになることで、歩行時への影響を及ぼしかねません。

 

インソールの使用は、足の正しい動きをサポートし、足の強い踏ん張りを促してくれるため、指が浮くことを防ぐ効果が期待できます。

 

>>浮き指とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

 

 

モートン病

 

モートン病とは、足の薬指と中指の間の神経が腫れ、歩行時の刺激で付け根あたりが痛くなったり、しびれるような症状がでる病気です。

 

つま先が細いハイヒールや足にフィットしていないスポーツシューズを日常的に履いたり、長時間立ちっぱなしの仕事や歩行を続けていると、発症するリスクが高くなります。

 

モートン病になる最も大きな原因として、足の親指から小指までの横のアーチが崩れることに端を発していることが多く、地面から受ける足裏への衝撃を分散できていないことが挙げられます。

 

足の親指から小指までの横のアーチを形成しているインソールを使用することで、崩れたアーチを矯正する効果が期待できます。

 

 

かかとの痛み

 

足を酷使するアスリートや外回りの多い営業マンはもちろんのこと、肥満体型の方など、全体重を支える中心となる足のかかとには大きな負担がかかっています。こういった方のなかには、かかとの痛みに悩まされる人も多くなっています。

 

そのまま放っておくと、足底に広がる腱膜に炎症を引き起こす「足底腱膜炎」や、かかとの骨に棘のようなものが出てくる「踵骨棘」といった症状を引き起こす可能性があります。

 

足の土踏まずのアーチには、足にかかる衝撃を吸収させる役割があるので、しっかりと足のアーチをサポートして補強するインソールを履くことで、かかとへの負担を軽減することが期待できます。

 

 

膝の痛み

 

膝の痛みは、扁平足や浮き指などの足の症状がきっかけであることが多く、歩行時の姿勢の悪化やバランス感覚の低下に繋がります。

 

特に接客業で働く女性に多く、膝の痛みを放置し続けると、身体全体への負担となってしまい、腰痛や肩こりなどのほかの症状を誘発しかねません。

 

足は身体の全体重を支える重要な土台であり、足の骨に異常があったりすると、当然膝関節にも影響が出てきやすいものです。

 

そのため、足の骨の位置を修正したり、足裏へかかる全身の体重を分散させるインソールを履くことで、歩く動作や日常生活の中での膝の痛みが軽減が期待できます。

 

>>膝の痛みの原因や対策|自宅でできる解消法を紹介!

 

 

足のむくみ

 

足のむくみの原因は様々です。一般的には筋肉の疲労に起因することが多く、その原因を作り出している一因は「靴」にあるとも言われています。

 

ヒールのあるパンプスからスニーカーやビジネスシューズなど、どのような靴を履くにしても自分の足に合っていない靴を履くことで、靴が足の動きを制限して正しい姿勢で歩くことができなくなります。その結果、筋肉が疲労し足がむくむ可能性があります。

そこで、足裏をサポートし、正しい姿勢で歩かせてくれる役割を果たすのがインソールです。

 

特に足のむくみが気になる方は、正しいアーチを形成してくれ、自然と指を使って歩くことができるインソールを履くことをおすすめします。

 

 

O脚

 

O脚とは、両足のかかとをくっつけたときに膝と膝の間に隙間ができ、股の形がアルファベットのOのようになる脚のことを指します。

 

O脚になってしまう要因として、運動不足や体重超過による足のアーチの低下があります。O脚の人の多くが扁平足や外反母趾、浮指などになっている傾向があります。

 

そのため、O脚の補助機能として、しっかりとしたアーチを作り出してくれるインソール