この記事では、踵が痺れる原因について紹介しています。
また、痺れの治し方や病気である危険性も紹介しているため、踵に痺れの症状が出ているのであれば原因を把握し、早期に治療を開始するようにしましょう。
踵の痺れは症状が酷くなると歩行することが難しくなってしまうこともあり、私生活にも影響が出てしまいます。
痺れの症状が出ているのであれば体に異常が起きている証拠であるため、放置したり、軽視せず体を守るようにしましょう。
目次
踵に痺れの症状が出る場合は必ず原因があります。
原因を把握することで治す方法を見出すことができたり、症状を抑えることもできるため、原因を知ることは重要なことです。
ここでは踵に痺れの症状が出る原因について紹介します。
踵の痺れの原因に踵の重心が関係している場合があります。
正常であればつま先から踵にかけて左右前後均等に荷重負荷がかかりますが、身体重心が傾くことで踵により大きな荷重がかかかってしまうことになります。
多少の重心のブレであれば痺れの症状が出ることはありませんが、重心の傾きがより踵に寄っていれば踵を常に潰している状態であり、血管や神経を圧迫してしまいます。
その結果、かかとに痛みや痺れの症状が現れます。
鏡などで横から立ち姿を確認することで重心の傾きを確認することができます。
骨盤が歪むことでも踵に痺れの症状が現れてしまうことがあり、痛みの原因でもあります。
骨盤は体の基盤にあたる部分であり、姿勢を正す際に重要な役割を果たしている部分です
そのため、骨盤が歪むことで姿勢が傾き、上記でも紹介した踵の重心にも関係してきます。
また、骨盤には仙骨という骨があり、骨盤が歪むことで仙骨にも悪影響が及んでしまいます。
仙骨から付近を通る神経はお尻や足に伸びているため、仙骨付近の負荷が神経に圧迫ストレスをかけることで踵にも痺れが現れてしまいます。
筋肉が硬くなることで血流も悪くなり、踵の痺れを回復することができなくなってしまいます。
そのため、踵の痺れや痛みが続いてしまいやすいです。
主に、足首や太もも、ふくらはぎの筋肉が硬くなることで踵の痺れも治りにくいです。
筋肉が硬くなる原因は同じ姿勢でいたり、緊張することで起こりますが、適度に体を動かすことで筋肉に柔軟性を得ることがで改善を図ることができます。
筋肉をほぐす方法はストレッチや体操がおすすめであり、足全体に効くストレッチを行うようにしましょう。
踵の痺れで悩んでいる人も多くいるのではないでしょうか。
痺れは痛みを伴う場合もあり、私生活に影響が出てしまうこともあります。
そこでここでは、踵の痺れを治す方法を紹介します。
踵の痺れを解消したい人は参考にして、痺れを軽減しましょう。
踵に重心がかかってしまうと痺れの原因になってしまうため、踵に重心がかからないようにすることで痺れを治すことができます。
踵の重心の傾きは無意識で行っている場合が多く、自身で矯正することは難しく時間がかかります。
そのため、靴の中敷きとして使用するインソールを活用することをおすすめします。
インソールの中には正しい歩き方に矯正してくれるタイプも販売されており、普通に歩くだけでも踵に重心がかからない歩き方や立ち方ができます。
骨盤の位置や傾きを矯正することで踵に重心が傾かないようにしたり、仙骨が神経を圧迫しなくなるため、痺れを解消することができます。
骨盤の歪みはストレッチやエクササイズ、マッサージアイテムなどを使用すれば骨盤の歪みを治すことはできますが、理学療法士など専門家の指導で正しく骨盤を矯正してもらうことをおすすめします。
骨盤の歪みを自身で行うことはそれだけリスクが伴い、余計に歪みが発生してしまったり、体を痛めてしまう可能性もあります。
骨盤は重要な部分でもあるため、プロに任せましょう。
ふくらはぎの筋肉をほぐすことでも踵の痺れをなくすことができます。
ふくらはぎの筋肉をほぐすためにはストレッチやマッサージでほぐすことができ、血行を促進させることができます。
血流がよくなることで老廃物などを排出することができ、痺れを徐々に解消する効果も期待できます。
しかし、知識がないままストレッチやマッサージを行ってしまうと血流促進の効果が得られないだけではなく、筋肉や腱を痛めてしまう原因にもなるため、できるだけプロの方に行ってもらうようにしましょう。
踵の痺れは病気の可能性もあり、症状が進行してしまうと治療することも困難になってしまうこともあるため、病気であるかどうか知っておくことをおすすめします。
そこでここでは踵の痺れと関係のある病気について紹介します。
原因不明な痺れがある人は参考にしてください。
足底筋膜炎は足裏に強い負担がかかることで発症する病気であり、足底筋膜という筋が損傷してしまうことで発病します。
足底筋膜とは、踵から指先まで放射線状に伸びている腱であり、ランニングやウォーキングする動作で伸び縮みする特徴があります。
特に、テニスやバスケットなど激しく走ったり、切り返しが多いスポーツを行っているほど発病のリスクが高まります。
主な治療方法は保存療法であり、インソールやサポーターを使用した治療になります。
モートン病とは、足の中指と薬指の間に痺れや痛みが伴う病気であり、神経障害の一種でもあります。
モートン病の原因は神経が靭帯と地面に擦り付けられるようになることであり、不良な足のつき方やつま先立ちをの繰り返しで起きやすい病気で、片足だけではなく、両足に症状が出やすいです。
そのため、ヒールなどを習慣的に履く場合はモートン病になりやすい特徴があります。
症状が進行してしまうと神経にコブができてしまい、常に痛みが出たり、踵にまで症状が広がってしまいます。
モートン病の予防方法としてはインソールを使用することとヒールを履くことを控えることです。
踵骨骨端症は10歳前後の男児に現れやすい病気であり、踵に痺れや腫れの症状が現れます。
特に、スポーツなど足をよく使う子供に現れやすい病気であり、治療には長い期間が必要になる特徴があります。
踵骨骨端症は発育時に踵骨骨端部に運動による負担やアキレス腱からの引っ張る力で血流障害が起きてしまうことが原因であり、最悪の場合壊死してしまいます。
治療期間は1~数年かかると言われていますが、完治すれば不自由なく生活を送ることができます。
アキレス腱周囲炎とは、ふくらはぎの筋やパルテノンと呼ばれているアキレス腱を覆っている組織に炎症が出てしまう病気です。
症状は腫れや痛み、熱感を生じるなどによって、私生活に影響がでしまうこともあります。
アキレス腱に炎症が起きてしまう原因は走ったり、ジャンプを行うことであり、アキレス腱周囲に負担をかけると発病しやすくなります。
また、急激に運動をしたり、普段運動を行っている人でも限界を超えることで発病のリスクが高まります。
踵の痺れが出ると不快感を感じるだけではなく、不安になってしまうこともあります。
踵に痺れが出る場合は、怪我と病気である可能性があるため、どちらなのかを確認するとともに、踵の痺れを治す方法を行うことをおすすめします。
しかし、すべてを独自の考えで行ってしまうと症状が悪化してしまう危険性もあるため、病院でしっかり診察してもらい、治療を受けるようにしましょう。
踵の痺れは歩行を妨げる原因にもなりうるため、早期に治療を開始しましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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