外反母趾と歩き方の関係｜外反母趾の悪化につながる歩き方と正しい歩き方

外反母趾と歩き方の関係

外反母趾になってしまう割合を性別で見てみると圧倒的に女性が多いです。

なぜなら、現代の女性はハイヒールを履く機会が増え、過大な負荷を足先にかけてしまう結果として外反母趾を招くことが多いからです。

また、外反母趾の原因の一つとして遺伝の影響もあると言われています。

ですので、外反母趾は靴や遺伝が原因だと思われていることも多いのですが、実は歩き方が原因となっている場合もあるのです。

外反母趾にならないようにするためには、歩き方にも気をつける必要があるのです。

外反母趾の悪化につながる歩き方

足に大きな負担をかけてしまうような良くない歩き方を続けていると外反母趾になってしまうリスクが高まってしまいます。

くれぐれも気をつけていきたいですよね。

具体的に外反母趾の悪化につながる歩き方を紹介していきましょう。

ペタペタ歩く

着地はかかとからで重心を徐々につま先方向に移動していく。これが正常な歩き方です。

しかし、足裏全体を同時に着地させてしまうような「ペタペタ歩き」は外反母趾につながる良くない歩き方です。

外反母趾は足裏の筋力の衰えも原因の一つです。

ペタペタ歩きは足裏の筋肉や足の指を使わない歩き方で、筋力の低下や足の指の柔軟性の低下につながるので、外反母趾になるリスクを高めてしまうのです。

踵重心で歩く

正常な歩き方を強く意識するあまり、逆に胸を反りすぎて重心が後ろのまま歩行を続けてしまう方がいます。

この「踵重心で歩く」ことも外反母趾の悪化につながる良くない歩き方の一つです。

重心が後ろ過ぎると足指の筋肉を上手く使うことができません。

足指の筋肉の衰えにつながり「ペタペタ歩き」同様に、足裏の筋力低下をもたらし、外反母趾のリスクを高めるのです。

外反母趾におさらば！正しい歩き方

足指の筋力低下は外反母趾の原因となるので、筋力低下につながるような歩き方はNGです。

では、正しい歩き方はどのような歩き方なのでしょうか？

外反母趾になってしまうリスクを低くするためにも正しい歩き方を学び、実践していきましょう！

3点歩行を意識する

「3点歩行を意識」した歩き方も非常に重要です。

3点歩行とは「かかと」「前足部（足指の付け根から母指球あたり）」「つま先」の3つのポイントを意識しながら歩くことです。

なぜ、この3点が重要になるのかというと、3点歩行が本来の正常な足のバランスを支えているポイントだからです。

しかし、良くない歩き方をしている多くの人はこの3点ではなく、かかとと足指の2点のみでバランスをとり、歩いてしまっています。

2点歩行の場合は足指の力をほとんど使わない歩き方なので、足指の筋力の著しい低下につながります。

足指の筋力低下は、外反母趾のリスクを高めるので、とても危険なる気方となってしまいます。

ですので、足指をしっかりと使った3点歩行が大切なのです。

まとめ

最後に記事の内容をおさらいしておきましょう！

• 外反母趾の原因はしばしば靴や遺伝の影響と言われているが、歩き方が大きな原因となっている場合もある。

• 「ペタペタ歩き」や「後傾姿勢の歩き方」は足裏の筋力の低下を招き、外反母趾につながるリスクを高めてしまうので、気をつける必要がある。

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