外反母趾の原因とは|外反母趾は生まれつきなのか?改善方法を紹介

外反母趾の原因とは|外反母趾は生まれつきなのか?改善方法を紹介

2020年03月30日

皆さんは「外反母趾」という症状名を聞いたことはありますか?

症状まで理解している方は少ないかもしれません。今までに、外反母趾は生まれつきなのか。ヒールを履く女性だけがなる症状なのではないか。という沢山の憶測が飛び交っていました。

 

現在では、今まで女性に多い傾向があった外反母趾が、男性や幼い子供にまで症状が発症しているケースも存在します。外反母趾は痛みの強い疾患です。家族全員で一度考えてみることで、意識は大きく変わるのではないでしょうか。参考にしてみてください。

関連記事


インソールの選び方と人気おすすめ25選!徹底比較で検証

外反母趾におすすめのインソール人気13選!市販品からオーダーメイドまで紹介!

 

イメージ

監修者:岩本 玄次

鍼灸接骨院IWAMOTO院長


「はり師・きゅう師免許」「柔道整復師免許」「日本体育協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)バスケット」の資格を持つ。高校・大学・U-24日本代表など幅広い年代でバスケットボールのトレーナーとして活躍。

外反母趾の原因|生まれつきなのか?

外反母趾は生まれつきの骨格に問題があるのでしょうか?なぜ男性や子供も外反母趾になってしまうのか。ご紹介していきます。

 

改めて、女性がなってしまう原因も一緒に理解してみましょう。外反母趾になっている方も原因がわかることで対策ができますよ。

 

男性の外反母趾の原因

 

男性の外反母趾の原因として1番多いのは、足の裏の筋肉を使えていないことです。

しっかりと筋肉が使えていないことで、歩き方に偏りがでてしまい、指に余計な圧力がかかってしまう部分がでてきます。

この状態を長く続けてしまうと足の横アーチがつぶれ、前足部の全面が地面に着いたような歩き方の「開帳足」になってしまう可能性が高いです。

 

この開帳足こそが、外反母趾になってしまうきっかけになります。正しい歩き方を心がけて、足の裏の筋肉や靭帯をマッサージ・刺激することが大切です。

 

他には、靴選びが間違っているケースや筋力の低下も、歩き方をおかしくしてしまう原因になります。特に革靴等をお仕事で使用する場合は、足の指の形を見極めて靴を選ぶようにしましょう。

 

女性の外反母趾の原因

 

女性の外反母趾の原因の多くは、合わない靴を履いていることです。特にヒールを履く方が大きな負担を足にかけてしまいます。

 

圧迫も外反母趾の原因ですが、圧迫・サイズ・関節への負担・膝への負担など、ヒールは全ての項目に当てはまってしまいます。

 

特に先が尖っているようなタイプのヒールには注意しましょう。対策は自分の足に合わせてオーダーメイドするか、しっかりと形を見極めて購入することです。長時間履かなければならない時には、マッサージやストレッチのケアを行うこともおすすめです。

 

歩き方の癖が男性よりも強いのが女性です。内股の方は、無意識のうちに外反母趾で痛みを感じる部分でもある親指の付け根に負担を与えています。なるべくまっすぐと正しい歩き方を目指しましょう。

 

子供の外反母趾の原因

 

子供の外反母趾の原因は、「ペタペタ歩き」です。子供で外反母趾を発症しているのは、多くが幼児や小学生です。

ペタペタ歩きの大きな原因としては、筋肉の低下が挙げられています。時代が変わり子供たちは外よりも家の中で遊ぶことが多い傾向が発表されています。

 

このままでは、足の裏の筋肉が発達されず、ペタペタ歩きになってしまいます。その状態を続けることで、外反母趾になる可能性は高くなり、親指が反り返ってしまうような変形にも繋がっていきます。

幼い時期だからこそ、その時期に筋肉をしっかり発達させなければ、大人になってもペタペタ歩きになってしまいます。

 

できるだけ、外で遊ばせるようにしたり、指の運動やマッサージをゲーム感覚で行って、指の関節や筋肉を刺激してあげることが大切です。

筋肉を鍛えれば、外反母趾の改善ができる

 

筋肉を鍛えることで、足裏のアーチ部分がしっかりと形成され、正しい歩き方ができるようになる可能性が高いです。

外反母趾の予防としても、筋肉を鍛えることがとても重要視されています。ですが、筋肉を鍛えるだけで症状が改善するのは、個人差があります。

 

もちろん筋肉は鍛えてもすぐには成長しないので、痛みがひどい場合は靴下やサポーター、矯正器具を併用することもおすすめです。

 

マッサージや足の運動を繰り返して、筋肉を鍛えましょう。

まとめ

今回は、外反母趾の原因についてまとめてみました。実際に、外反母趾になってしまった方でも、まだ手遅れではありません。運動やマッサージを行うことで外反母趾が軽症だった場合は、痛みもすぐに改善されたり、歩き方も矯正される可能性があります。

 

もちろん、生まれつきの骨格で靴が合わずに、外反母趾になってしまった方もいるかもしれませんが、全体に共通して、放置することが1番よくありません。自分で運動できない方は、すぐに病院を受診するようにしましょう。

 

最後に記事の内容をおさらい!

 

  • 今では、女性だけでなく男性も子供も外反母趾になっている。

 

  • 外反母趾は、歩き方や圧迫が大きく関係している。

 

  • 筋肉を鍛えることで、外反母趾を改善できる可能性も高い。

 

 

合わせて読みたい!

このコンテンツをシェア
twitterロゴfacebookロゴpinterestロゴlineロゴ

人気コンテンツ

Popular Journals

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。

TENTIALのリカバリーウェアの選びかた

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。
現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。

開催中のキャンペーン一覧

現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。
睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。

ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり

睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。
「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。

BAKUNEシリーズラインナップ

「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。
リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。

卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性

リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。
早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。

睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)

早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。
相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。

住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について

相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。
睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。

睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)

睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。
毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。

TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム

毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。
睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。

睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)

睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。
サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。

リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)

サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。
リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー

リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

その他の記事

Other Journals