内反小趾に悩んでいる人は原因である靴やインソールの見直しが治療における最初のステップになります。
靴やインソールを改めない限り、一度完治した内反小趾が再発してしまう恐れがある点に注意してください。
こちらの記事で取り上げるのは内反小趾の治療に欠かせない靴やインソールについてです。
内反小趾の改善に役立つ靴やインソールの着用を習慣化することは内反小趾の予防にも繋がります。内反小趾になりにくい歩き方についても詳しく見ていきましょう。
目次
人間の足は毎日の習慣によって不具合を生じることがります。その中でも足の指に起きるトラブルとして覚えておきたいのが内反小趾です。足の小指側に一定の圧力がかかり続けた結果、炎症やタコ、ウオノメが発生するのが主な症状です。
内反小趾は突然発生するのではなく、靴を履いているときの違和感を無視した結果起きる症状といえます。靴の中で足の指が擦れる、足全体が靴の中で動くといった違和感を放置していると足の小指側にストレスがかかって内反小趾が生じるというわけです。
ストッキングをよく履いたり、足が圧迫される靴を履いたりしている人が内反小趾になりやすい傾向にあります。こうした人は足を踏み出すときに小指側が擦れやすいことを自覚しておきましょう。
歩くときに上手くバランスが取れないほど高いヒールを履いていると重心を調節するために小指側が圧迫されやすくなります。内反小趾は靴や歩き方に配慮することで予防できる症状です。中敷きや靴にこだわることから、内反小趾になりにくい生活を始めましょう。
>>内反小趾とは。チェック方法、原因、治し方、改善ストレッチを紹介!
内反小趾は薬で治療するのではなく、外科的なアプローチで小指の形を矯正していくのが一般的です。
そのためのステップとしては、足に合った靴選びやインソールの活用といった方法があります。
内反小趾の治療について詳しく見ていきましょう。
内反小趾に至るメカニズムに注目すると内反小趾を予防するうえで重要なポイントが見えていきます。
靴に関していえば、歩きやすさとフィット感を両立した靴を選びましょう。歩きやすさとは足の形状にマッチしている靴を意味します。
足の形に合っていない靴を履いていると足の踏み出し方が不自然になる、長時間歩くと痛みを感じるといった症状が発生し、これを放置していると内反小趾に繋がるのです。
爪先が極端に窮屈、もしくは足指が靴の中で遊びすぎる靴は内反小趾を促進するので避けましょう。
サイズを合わせるのはもちろんのこと、実際に履いたときのフィット感を確かめることが内反小趾を予防する靴を選ぶうえで重要といえます。
インソールは内反小趾の改善に役立つグッズのひとつです。ただの中敷きと侮っている人は自分が履いているインソールを取り出してみてください。足裏のアーチをサポートする機能が付いていないインソールは内反小趾対策に適していません。
足裏のアーチは着地したときの衝撃を吸収する役割を担っています。足に負担をかける生活をしているとアーチが少しずつ崩れてしまう点に注意しましょう。アーチが崩れた足は親指や小指が靴の側面と擦れやすく、内反小趾を引き起こします。
アーチサポート機能を備えたインソールなら、足裏からアーチを押し上げる形で正しい足の形状を維持することが可能です。内反小趾の予防や改善に努めたい人はインソール選びからこだわってください。
>>インソールは内反小趾に効果があるのか?|インソールの選び方を紹介
内側に曲がってしまった小指を矯正するには足指を正しく動かすトレーニングやストレッチに取り組む方法があります。簡単に挑戦できるトレーニングとして知っておきたいのがグーパー運動です。
足指を広げた状態から、5本の指をギュッと曲げた後、大きく広げる運動を繰り返しましょう。足指を曲げるときだけでなく、広げるシチュエーションでもしっかり力を入れるのがコツです。足の下に敷いたタオルを足指で掴むタオルギャザーというトレーニングも内反小趾対策になります。
タオルギャザーの際にはタオルを掴んだとき足裏が浮き上がるほど力を入れてください。それぞれの足指を手で掴み、外側に広げる形で行うストレッチは足の小指が内側に曲がらないようにする効果が期待できます。
セルフケアで内反小趾を矯正したい人は内反小趾用のサポーターを活用しましょう。
サポーターの種類としては足指をキャップのように覆うタイプや靴下のような形のサポーターが存在します。キャップ形式のサポーターは内反小趾だけでなく外反母趾などの症状にも有効です。
キャップをはめた足が靴と擦れて痛みが生じるのを防ぐだけでなく、足指と足指の隙間を確保して、小指が曲がらないようにケアできます。靴下のような形状のサポーターはテーピング理論を採用して小指をサポートするのが特徴です。
それだけでなく、足裏のアーチを確保する機能が備わっているタイプも存在します。内反小趾用のサポーターを選ぶ際には値段やサポート方法、使いやすさといった点を比較しましょう。
内反小趾は靴を履いた状態で歩行を続けるうちに靴の中で足指が変形した症状です。そのため、内反小趾が一度改善したとしても歩き方が以前と同じなら再発する恐れがあります。内反小趾を予防するには歩き方から見直しましょう。
内反小趾を予防するには足指をしっかりつかって歩くことが大切です。
内反小趾の人は足裏が地面についてからすぐに足を浮かせてしまう傾向にあります。親指と人差し指を中心に足指で踏み出す歩き方を身に付けましょう。
内反小趾と治療に関する今回の記事の内容を以下の3点にまとめたので最後に振り返っておきましょう。
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