ふくらはぎに痺れを感じる。
その痺れは、ただ血流が滞ったことが原因で起こっている痺れでしょうか?
病気が原因でふくらはぎが痺れてしまう場合もあるんです。
今回は、なぜふくらはぎの痺れが起こってしまうのか原因を解説してきます。
痺れが長く続いたり、不快感が強い場合は病院の受診を検討してみましょう。
予防法や痺れを感じてしまった時の改善方法や対処法もご紹介していきます。
片足だけ痺れてしまう場合や不安を感じる方は参考にしてみてください。
目次
健康に害がない場合は、痺れは単純に長時間同じ体勢を続けたことによる「血流の圧迫」などで起こります。
しかし、注意した方がいいケースも存在します。
痺れは下記の原因で引き起こされる可能性が高いため、日頃の生活習慣と照らし合わせながら確認してみてください。
頭のてっぺんから足の指の先まで、張り巡らされている「神経」に異常をきたしたことで、ふくらはぎの痺れを感じるケースも少なくありません。
ふくらはぎに痺れを感じたときに、病気が原因となっている可能性が高い病名をご紹介していきます。
2つの病名は、ふくらはぎには直接関係しない部分で引き起こされている疾患でもあるため、どんな方でも疑いがある可能性はあります。
当てはまる部分がないか確認してみましょう。
「坐骨神経痛」は、臀部・足・脛・ふくらはぎに強い痛みや痺れ、まひが生じてしまう疾患です。
坐骨神経に刺激を与えられることで痛みを生じてしまいます。
腰の部分にある腰椎に異常があり、圧迫されることで刺激されます。
痛みを感じる可能性がある部分が広く、個人差もある症状です。
原因としては、長時間のデスクワーク・椎間板ヘルニア・過度な運動・妊娠出産でも引き起こされます。
年齢関係なく発症してしまうケースが多い症状ですが、平均的には50歳前後に多いとされています。
治療方法としては、「保存療法」が一般的です。
痛み止めを服用したり、ブロック注射で痛みを緩和するケースもあります。
ですが、排尿障害や排便障害をきたしてしまう重症の症状は、手術をする可能性が高いです。
後脛骨神経とは、かかとや足の裏に位置している神経です。
ふくらはぎ部分からかかとを通過して、足の裏にあります。
この神経が刺激されることによって、ふくらはぎに痛みや痺れを生じると言われており、後脛骨神経が刺激されることによって「足根管症候群」を引き起こしてしまう可能性があります。
大きな特徴としては、左足外側に痺れが起こるケースが多いです。
原因は、足首の捻挫や骨折、ガングリオンなど骨や靭帯に関する怪我をすることで引き起こされるケースが多いです。
静脈瘤や動脈瘤が原因とされる可能性もあるので、気になる場合は早めに医療機関を受診することがおすすめです。
基本的な治療法としては「保存療法」となり手術はしません。
薬物療法を行う場合は、ビタミンB剤や抗炎症剤が使用されます。
ただし、ガングリオンや腫瘍が原因となっている場合は、手術を行う必要があるとされています。
ケア方法や治療法としては、原因が薬剤や手術で治療する必要があるものの場合は、病院での治療やリハビリなどに取り組むことが大切です。
しかし、生活習慣から痺れが起こっている場合は、下記の生活習慣を意識して取り入れるようにしましょう。
猫背・座り方などを正しい姿勢で行うようにすることで、腰や背骨(脊椎)にかかってしまう負担を減少させる効果があります。
過度な運動は禁物ですが、体を適度に動かすことは痺れの改善に効果的とされています。
血流が改善され、痺れの改善になります。
ストレッチやウォーキングなど負担が少ない運動を行いましょう。
体を締め付ける服用は、圧迫してしまうことで血流を滞らせてしまう原因になります。
血流が滞ってしまうと、痺れが悪化する可能性が高いので注意しましょう。
女性の場合は、ブラジャーにも注意が必要です。
痺れを予防するためには、いつもの生活習慣を見直すことが大切です。
日頃から正しい姿勢を心がけることで、背骨・足首・腰への負担を軽減させる。
適度な運動を心がけて、健康増進を目指す。
なるべく圧迫しないように、自分の楽に着用できる洋服がおすすめです。
圧迫による血流不足は、むくみや冷えにも繋がるので注意しましょう。
ストレスによって、心因的原因で症状を発症するケースもあります。
自分ではコントロールしにくい部分なので、定期的にストレスが発散できる方法を実践しましょう。
冷えは体にプラスに働くことはありません。痺れがある場合には、症状を悪化させてしまう原因にもなるので注意しましょう。
足の痺れは誰にでも日常的に起こりうる現象です。
すぐに収まったりする場合でも、「血流の滞り」は原因とされています。
そしてその血流の滞りは、今回ご紹介した「坐骨神経痛」や「後脛骨神経」による痺れにマイナスな働きを引き起こします。
できるだけ姿勢を正しく保つことを意識して、足の痺れに異常をかんじた場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
すでに、症状が出ている場合は無理のない範囲内で、改善を目指して治療法やケア方法を実践してみてください。
最後に記事の内容をおさらい!
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