足首のツボ押しの効果とは?注意点や代表的な3種類のツボを紹介

足首のツボ押しの効果とは?注意点や代表的な3種類のツボを紹介

2020年08月07日

数ある身体の健康のための治療法の中でも、はるか昔から行われていて、多くの人に知られているのがツボ押しです。

 

マッサージや鍼灸などの治療法でも、ツボはとても重要なポイントとして活用されています。

 

ツボの位置を覚えることで、自宅などでも手軽にセルフケアとして行えるので、お悩みの症状の緩和や改善の効果が期待できるのです。

 

この記事では、身体中に存在するツボの中から、足首にある代表的なツボを紹介します。

 

ぜひ参考にして試してみてください。

ツボ押しの効果

 

足首や足の裏などには、多くのツボが存在しています。

 

ツボを押したときに、痛みや固さなどを感じた場合、それは身体のどこかの調子が悪くなっているサインかもしれません。

 

このように足首や足裏にある、痛みを感じるツボを押すことで、身体の不調を改善、緩和するのがツボ押しの効果です。

 

ツボを押すことで血行が促進されたり、代謝が促進されるので、体内の老廃物の排出が促される効果も期待できるため、アンチエイジングにつながるともいわれています。

 

ツボ押しが有効的な理由

 

ツボ押しとは、古代中国で発祥した治療法で、東洋医学として2000年以上に行われてきた歴史があります。

 

効果についても、WHO(世界保健機構)に認められていて、2000年代には国によって違いのあったツボの位置や名称が統一されています。

 

ツボ治療は、「経絡(けいらく)」という考え方が基本となっています。

 

経絡を簡潔に説明すると、「生命エネルギーの通り道」というようなものです。

 

経絡は、臓器と深い関係性があり、ツボは経絡の上にあるポイントで、ツボは臓器や器官とつながっています。

 

そのため、ツボ押しで刺激を与えることで、臓器の不調や筋肉の張り、疲労やストレスなどの改善につながるのです。

 

こんな方におすすめ!

 

パソコンやスマートフォンの普及によって、デスクワークがおもになり、運動不足の方が増加しています。

 

また、現代社会は緊張やストレスにさらされ脳がリラックスできず、頭痛、頭重、眼精疲労、肩こり、不眠などに悩まされている方が多く存在します。

 

上記のような現代病ともいえる症状に悩まされる方に、おすすめしたいのがツボ押しです。

 

現代病に悩まされている方の多くが、頭に血液が集まりがちになり、下半身に水分が滞りやすくなっている状態です。

 

東洋医学でツボ押しは、バランスが崩れた身体の状態を整える効果があると考えられています。

 

ツボ押しの注意点

 

WHO(世界保健機構)でも、効果を認められているツボ押し。

 

ツボの位置を覚えることで、自宅などでセルフケアとして行える手軽さも魅力のひとつです。

 

ここでは、ツボ押しを行うときの注意点を解説していきます。

 

  • ツボ押しを行う際は、力任せにグイグイと強く押すのはやめましょう。
  • 力加減は、気持ちよく感じるくらいの強さを目安にすると良いでしょう。
  • 1カ所のツボを押す時間は10秒程度を目安にしてください。
  • 食後の満腹時、極度の空腹時、飲酒後、発熱、ケガをしている、感染症のときは避けましょう。
  • 妊娠中、投薬中の場合は、医師に相談してから行うようにしましょう。

 

足首のツボはこれだ!

 

現代病と呼ばれる症状に悩む方におすすめしたい不調の改善、緩和方法であるツボ押し。

 

ここでは、3種類の足首のツボの効果について、くわしく解説していきます。

 

自宅などでも簡単に行えるので、ぜひ参考にして試してみてください。

 

三陰交

 

三陰交(さんいんこう)とは、婦人病による不調に効果的なツボのひとつです。

 

位置は、足首の内側で、内くるぶしから指4本分上、スネの骨のきわにあります。

 

三陰交には、「肝・腎・脾という3つの経絡が交わっている場所」といった意味があります。

 

太谿

 

太谿(たいけい)とは、下半身の冷えに効果的なツボで、生理痛や生理不順などの改善が期待できるため、若さを保つツボとして知られ、腎臓の機能を高めることでも有名です。

 

位置は、足首の内側で、内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。

 

照海

 

照海(しょうかい)とは、泌尿器系の病や婦人病に有効で、三陰交、太谿と同様に生理痛や生理不順などに使われるツボです。

 

また、ほてりや熱っぽい症状や眩暈、耳鳴りなどにも有効とされています。

 

位置は、足首の内側、内くるぶしのすぐ下にあるくぼみにあります。

 

まとめ

 

この記事では、足首のツボなどについて解説してきました。

 

ツボ押しは、古代中国で発祥し2000年以上の歴史があり、その効果は、WHO(世界保健機構)にも認められています。

 

足首のツボ押しについては、下記の3つのポイントにまとめることができます。

 

大切なポイントなので、最後におさらいをしておきましょう。

 

  • ツボ治療は、「経絡(けいらく)」という考え方基本となっている。

 

  • 経絡とは、「生命エネルギーの通り道」というようなものである。

 

  • 経絡は臓器と深い関係があり、経絡の上にあるツボを押して刺激を与えることえ様々な効果がある。

 

このコンテンツをシェア
twitterロゴfacebookロゴpinterestロゴlineロゴ

人気コンテンツ

Popular Journals

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。

TENTIALのリカバリーウェアの選びかた

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。
現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。

開催中のキャンペーン一覧

現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。
睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。

ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり

睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。
「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。

BAKUNEシリーズラインナップ

「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。
リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。

卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性

リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。
早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。

睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)

早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。
相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。

住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について

相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。
睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。

睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)

睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。
毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。

TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム

毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。
睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。

睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)

睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。
サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。

リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)

サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。
リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー

リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

その他の記事

Other Journals