足首の捻挫の治療法とは?後遺症やテーピングについても解説

足首の捻挫の治療法とは?後遺症やテーピングについても解説

2020年07月25日

この記事では、足首を捻挫してしまう原因と治療方法や予防方法を紹介しています。

 

そのため、スポーツなどで足首を捻挫してしまいやすい人は参考にしてください。

 

捻挫してしまうと私生活を送ることにも支障が出てしまうことがあり、足首を捻挫してしまえば歩行することも困難になります。

 

足首の捻挫は急激に走りこんだり、切り返すことで発生しやすくなるため、スポーツを行っている人ほど捻挫になりやすいです。

 

正しい処置を行い捻挫が悪化しないようにすることが大切です。

足首の捻挫

 

 

捻挫はさまざまな関節部分で起こる場合が多く、なかでも足首が最も捻挫しやすい部分といっても過言ではありません。

 

ここでは足首を捻挫してしまった際に生じる症状や足首がどのようになっているのかを紹介します。

 

捻挫についての知識がない人は参考にしてください。

 

症状

 

足首を捻挫してしまうと足首部分に激しい痛みとともに腫れの症状が現れます。

 

痛みは常に痛む場合が多いですが、足首を動かすことでより激しい痛みに変わり、歩行することも困難になるケースが多いです。

 

腫れの症状とともに内出血を起こしてしまうこともあり、患部が青くなり見た目も痛々しくなります。

 

安静にしておくことで内出血が治まり、腫れも引き、次第に痛みもなくなってきますが、完治するまでに数週間必要となる場合が多いです。

 

病態

 

捻挫の病態はさまざまな組織が損傷してしまっている状態であり、安静にしていなければ症状がさらに悪化してしまいます。

 

捻る行動をすることで筋肉や靭帯、軟骨になどに強い負荷が加わってしまい、損傷してしまうことで捻挫になります。

 

そのため、捻挫を起こした場合は筋肉や靭帯、軟骨が損傷してしまったことになり、適切な治療方法を行う必要があります。

 

 

原因

 

捻挫になってしまう原因は上記でも一部紹介したように強い力で捻る動作をすることです。

 

関節であれば捻挫する可能性がありますが、なかでも膝や足首の捻挫率が高い傾向にあります。

 

膝や足首が捻挫してしまうことが多い理由は捻る動作を行いやすい部分であり、スポーツでも多用する関節であることが関係しています。

 

また、筋肉や筋がほぐれていないときにスポーツなどの激しい動作を行う事は捻挫を起こすリスクを高めやすくなります。

 

後遺症は残る?

 

 

捻挫は後遺症が残ってしまうリスクがあることを知っているでしょうか。

 

さまざまな人が捻挫の経験をしていることもあり、身近な怪我であるため、軽く考えてしまう人が多いですが、適切な処置が行われないと後遺症が残る可能性があります。

 

捻挫してしまったにも関わらず、長期間治療を受けないと関節部分が不安定になってしまい、時間が経過しているほど関節の不安定さが残ってしまいます。

 

捻挫の重症度や関節の不安定さの程度によっては手術を選択されることがありますが、多くはリハビリなどの保存療法を行う形になります。

 

捻挫直後の処置

 

 

捻挫をしてしまった直後にはRICE処置を行うことをおすすめします。

 

RICE処置を行うことで捻挫を完治するまでの期間を縮めることができたり、後遺症が残ってしまうリスクを大幅に低くすることもできます。

 

当然痛みも軽減することができるため、足首を捻挫してしまいやすい人はRICE処置についても把握しておくことをおすすめします。

 

RICE処置とは、さまざまな怪我に対して病院で治療を受けるまでに行う処置方法であり、完治を早めたり、症状の悪化を防ぐ効果があります。

 

怪我をしてしまってもすぐに医師に診てもらうことは困難であり、移動中または待機中にできることをすることがRICE処置であり、捻挫の場合は患部をアイシングすることや湿布を貼ることが含まれています。

 

治療について

 

 

足首を捻挫してしまっても治療することは可能であり、症状の悪化や痛みの緩和の効果を得ることができます。

 

そこでここでは捻挫の治療について紹介します。

 

捻挫の治療方法や完治するまでの期間を知りたい人は参考にしてください。

 

治療期間

 

足首を捻挫してしまうと治療が完了するまでどのくらいの期間がかかるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

 

捻挫といってもさまざまな症状に分けることができ、軽度であれば10日程度で完治することができますが、症状がよりひどくなった重度の場合は3週間程度治療期間がかかってしまうケースが一般的です。

 

RICE処置を行っていれば少しは治療期間を短縮することができ、逆に行わなければ治療期間が長引いてしまう原因となります。

 

治療法

 

捻挫の場合は保存療法で治療が開始されることが多く、固定療法や運動療法が適用されます。

 

固定療法とはギプスなどで足首を固定して足首への負担を最小限にし自然治癒能力で回復させる方法です。

 

一方、運動療法とは治療開始数日間は同じくギプスなどで患部を固定しますが、早期にサポーターなど固定する力が弱い固定具に変え、軽い運動を行うことです。

 

最近では、捻挫の治療は安静にするよりもある程度運動をしたほうが早く完治させることができるという説も浮上していることが関係しています。

 

捻挫が重症化してしまうと腱などの損傷では収まらず、断裂してしまうこともあります。

 

断裂してしまうと保存療法では治療することが難しいため、手術療法で治療がされることになります。

 

テーピングの効果と巻き方

 

 

テーピングとは、患部を固定することができたり、筋肉の負担を軽減することができるアイテムです。

 

そのため、足首の捻挫にも活用することができ、痛みを緩和することができます。

 

そこでここではテーピングで得られる効果について紹介します。

 

テーピングの効果

 

足首を捻挫してしまった際にテーピングをすることで痛みの軽減や症状の悪化を防ぐこともできます。

 

そのため、初期治療や応急措置としてテーピングが使用されることも多いです。

 

また、捻挫予防としても活用することができるため、足首を捻挫してしまいやすいのであればあらかじめ適切な方法で巻いておくことも一つの手段でもあります。

 

テーピングで捻挫の症状を緩和したいのであれば、正しい巻き方を覚える必要があり、適当に巻くだけでは効果を得ることはできません。

 

テーピングのやり方

 

足首を捻挫してしまった際のテーピングの巻き方はまず足首に1周巻き付けます。

 

次に、適度にカットしたテープの中心部分にかかとを乗せ、テープの端を上に引っ張りながら1本目のテープの高さまで貼ります。

 

また同じく適度にカットしたテープの中心を土踏まずで踏み、足の甲でクロスさせるように貼っていき、くるぶし方向に貼っていきましょう。

 

最後に1本目の同じように足首に1周貼れば完成です。

 

テーピングを巻く際にはある程度引っ張りながら貼ることがポイントです。

 

捻挫の予防法

 

 

足首を捻挫しないように予防する場合は、運動をする前にストレッチをすることが効果的です。

 

ストレッチをすることであらかじめ筋肉や筋を伸ばすことができ、捻る動作を行った際の負担を軽減することができます。

 

そのため、捻挫になってしまうリスクを大幅に下げることが可能です。

 

足首のストレッチ方法が足首を回すだけでも効果があり、時計回しと反時計回しそれぞれ10回ずつ回すようにしましょう。

 

ちょっとしたことですが効果は絶大です。

 

まとめ

 

捻挫はさまざまな関節で起こる怪我ではありますが、足首が中でも起きやすい部分であるため、注意することが大切です。

 

足首を捻挫してしまうと歩行することも困難になってしまうため、ストレッチやテーピングを活用して捻挫予防に力を入れることをおすすめします。

 

捻挫は完治するまでに長い期間必要となり、その間安静第一であるため、治療期間中に筋力が低下してしまうリスクがあります。

 

また、正しい処置が行われていないと後遺症も残ってしまうこともあるため、十分注意しましょう。

 

最後に記事の内容をおさらい!

 

  • 捻挫の症状や原因

 

  • 足首の捻挫の治療方法や治療期間

 

  • 捻挫の予防方法
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