
バランスボールの上で正座をするメリットと詳しいやり方を解説
バランスボールを椅子の代わりに利用することが多い人は、正座にもチャレンジしてみてください。
椅子に腰かけるような形で座るよりも正座の方が高難度です。
難しい分、バランス感覚や体幹を鍛える効果が高い傾向にあります。
こちらの記事で紹介するのは、バランスボールで正座をすることで得られる効果や正座のやり方です。
正座は上級者向けの座り方なので、まずは普通に座れるようになることを目標に取り組みましょう。
正座をするときの注意点についても解説します。
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正座バランスボールの効果
バランスボールの使用方法の中でも、特に難度が高いとされているのが正座です。
バランスボールの上で正座することで得られる効果としては、体幹の強化やバランス感覚の向上が挙げられます。
正座は椅子に腰かける座り方よりもバランスをとるときに体幹が刺激されます。
背中に1本の線が入っているようなイメージで背筋を伸ばし、腹筋に力を入れないとバランスボールの上で正座をすることは困難です。
こうした姿勢を維持することによって、体幹を効率的に鍛えられる点が魅力です。
また、バランスボールの上で正座をすると、足を使ってバランスをとることが難しくなることから、一般的な座り方よりもバランス感覚を養いやすい点もメリットといえます。
まずは椅子に腰かけるのと同じ座り方をマスターしたら、正座に挑戦してみましょう。
正座と座りの違い
バランスボールの上に座る方法としては、お尻をボールの上に乗せて、空中に足を投げ出す座り方が一般的です。
こちらの座り方は足を使ってバランスをとることが可能なので、比較的難度は低い傾向にあります。
一方、正座は足を使ってバランスをとることができない点に注意しましょう。
お尻とふくらはぎを密着させるのが本来の正座ですが、バランスボールの上で正座をするときは、お尻をやや浮かせるとバランスをとりやすくなります。
初心者は壁を支えするなど、安全性に配慮して行いましょう。
バランスボール正座はこんな方におすすめ!
バランスボールの上で行う正座は、バランス感覚を向上させたい人におすすめです。
ボールにお尻を乗せる座り方が簡単に感じられる人は、正座にチャレンジしてみましょう。
正座は体幹を鍛えたいときにも役立ちます。背中が丸まってしまうと体幹への負荷が弱まるので、視線を前に固定したまま正座することを心掛けましょう。
バランスボールを椅子代わりによく利用する人は、通常の座り方に加えて正座もできるようになっておくと、日々の生活の中で体幹やバランス感覚を向上させることが可能です。
正座バランスボールのやり方
バランスボールで正座をするには、複数の注意点を厳守する必要があります。
以下のポイントを押さえたうえで、正座に挑戦してみてください。
- 周囲の確認
正座をするときは、転倒してしまった場合に備えてバランスボールの周囲をチェックしておきましょう。
周りに物が無い状態で行うのが基本です。
- 四つん這いでバランスをとる
初心者は、いきなり正座しようと思っても上手くいかないことがほとんどなので、まずは両手と膝をバランスボールに乗せるところから始めましょう。
バランスボールの上で四つん這いになるイメージで、両手と膝をボールに置きます。
両足を地面から離したら、体幹を意識しながらバランスをとってください。
- ボールを前に転がす
ある程度バランスをとれるようになったら、手と膝を手前に引き寄せる形でボールを前に転がします。
膝から下の部位が完全にボールに載ったら、手を離して正座の姿勢に移行してください。
頭を動かさないことを意識すると、正座の状態でバランスを維持しやすくなります。
まとめ
バランスボールの上で行う正座についてまとめた今回の記事は、以下の3点に要約できます。
重要なポイントを振り返っておきましょう。
- バランスボールを使った正座は、お尻をバランスボールに乗せるタイプの座り方よりも体幹やバランス感覚を強化しやすい点が特徴です。
- 正座はバランスをとりにくい座り方なので、まずはお尻を乗せる座り方ができるようになってから挑戦しましょう。
- 正座をするときは、まずバランスボールの上で四つん這いになってバランスをとってから、少しずつボールを前に転がしてください。