
バランスボールで股関節トレーニングをしよう!やり方と効果を紹介!
姿勢改善やダイエット効果もありながら、自宅で手軽に取り組めることで人気となっているバランスボール。
そんなバランスボールを使って、実は股関節のトレーニングを行えることをご存知でしょうか?
この記事では、バランスボールを使った股関節トレーニングを紹介しています。
まず、股関節トレーニング効果について解説し、その後に具体的なやり方を10種目紹介しました。
O脚やX脚の方、骨盤が歪んでいる方の悩みの答えを明示した記事となっています。
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目次
股関節トレーニングの効果
バランスボールの股関節トレーニングには、骨盤を正しい位置に戻したり、骨盤を引き締めて歪みを整える効果があります。
バランスボールでは、骨盤の回転運動を行うことができます。
そして、骨盤の回転運動は、骨盤を柔軟にして正しい位置に戻すことに効果的です。
骨盤が正しい位置になく、前後左右いずれかに傾いていると身体に負担がかかりますが、矯正することによって身体のバランスを整えることができます。
また、骨盤を緩めたり引き締めたりする運動も、バランスボールを使うと行いやすくなります。
股関節運動を意識して、骨盤を緩める、引き締めるという動作を繰り返すことで、骨盤の可動域が広がって柔軟性が高まったり、歪みが矯正される効果があります。
さらに、O脚やX脚は、骨盤の歪みが原因となっている場合が多いので、それらを矯正する効果もあります。
バランスボール股関節トレーニング
では次に、具体的な股関節トレーニングのやり方を、全部で10種類紹介していきます。
まずは、骨盤を回す運動です。
- ボールの上に座ります。足は肩幅より少し広めに開きましょう。
- 背筋をまっすぐ伸ばして、手は骨盤に当てます。
- 骨盤を回していきます。時計回りに5回、反時計回りに5回行いましょう。
2つ目は、骨盤を前後に動かしていきます。
- 足は肩幅より少し広めに開いて、ボールの上に座ります。背筋はまっすぐ伸ばして、手は骨盤に当てましょう。
- 背中を丸めて、ボールを前に転がします。
- 背中を反らして、ボールを後ろに転がします。
- 前後に転がす動作を、それぞれ5回ずつ行いましょう。
3つ目は、開脚肩入れを行います。
- 足を大きく開いて、ボールの上に座ります。背筋はまっすぐ伸ばして、手は両膝に当てましょう。
- 前傾姿勢をとり、膝を押すようにして身体を右側にねじります。
- その体勢のまま、上下に10回バウンドします。
- 逆側も同様に行います。
4つ目は、前後開脚をしていきます。
- ボールの上に、左のお尻のみを乗せます。
- 左膝は直角に曲げ、右足は大きく後ろに伸ばします。
- 上下に10回バウンドします。
- 逆側も行います。
5つ目は、お尻のエクササイズを行います。
- 肩甲骨のあたりをボールに乗せ、仰向けになります。
- 頭の後ろで手を組み、頭から膝をまっすぐに保ちます。
- その体勢から、お尻を床ギリギリまで下げていき、元の体勢に戻ります。
- この動作を10回繰り返します。
6つ目は、太ももとお尻の運動です。
- 床に仰向けになり、足裏をボールに乗せます。足は腰幅程度に開きましょう。
- 手を床に置いて、身体をしっかりと支えます。
- 膝から肩が一直線になるまで、お尻を上げていき、元の体勢に戻ります。
- この動作を10回行います。
7つ目は、下腹部の運動を行っていきます。
- ボールを脚で挟み込み、仰向けに寝ます。手は床に置きましょう。
- 脚を持ち上げて、ボールをお腹の方に近づけます。
- 限界まで近づけたら、元の位置に戻ります。
- この動作も10回繰り返します。
8つ目は、内もものエクササイズです。
- ボールを脚で挟み込み、仰向けに寝ます。手は床に置きます。
- 両脚に力を入れて、ボールを思いっきり挟み込みます。
- 力を入れたまま、5秒間キープします。
- これを5回繰り返します。
9つ目は、お尻の横の筋肉の運動です。
- 身体の横にボールを置いて、ボールに上体を預けます。
- 下になっている膝は曲げ、膝とボールで身体を支えます。
- 上になっている脚はまっすぐ伸ばします。
- 上の脚を10回上げ下げしていきます。
- 逆足でも同じように行います。
最後は、下半身を幅広く鍛えられるスクワットを行います。
- 壁と背中の間に、ボールを挟みます。
- 脚を肩幅より少し広めに開き、つま先と膝を外側に向けます。
- 手は胸の前でクロスし、腰を落としていきます。
- 太ももと床が平行になるまで腰を落としたら、元の体勢に戻ります。
- 10回行います。
まとめ
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
- バランスボールは、股関節のトレーニングを行うこともできる。骨盤の回転運動によって、骨盤を正しい位置に戻したり、骨盤を緩めたり引き締めたりする運動によって、歪みが矯正される効果がある。
- O脚やX脚の多くは、骨盤の歪みが原因となっているので、O脚やX脚を矯正する効果もある。
- 具体的な股関節トレーニングとしては、ボールの上で骨盤を回す回転運動や前後に動かす運動などがある。