バランスボールを選ぶときの基準の中でも、サイズは使い勝手を大きく左右するポイントです。
サイズが合っていないバランスボールを使用した結果、トレーニングの効果が実感できないといった事態を避けるには、自分に合ったサイズを選択しましょう。
こちらの記事で取り上げるのは、バランスボールの健康効果や最適なサイズを見極める方法です。
バランスボールをこれから購入しようと思っている人や、今使っているバランスボールが自分に合っているか不安な人は、以下で紹介するポイントを参考にバランスボールを選んでみてください。
目次
バランスボールとは、ゴムなどで構成された生地に空気を入れて、ボール状にしたトレーニングギアです。
メディシンボールのように投げて使用するのではなく、上に座るなどの方法でトレーニングに用います。
バランスボールのメリットとしてよく知られているのが体幹強化です。
バランスボールは通常のベンチなどよりも不安定なので、上に座っているだけでもバランスをとるために体幹が動員されます。
体幹が鍛えられると、肩こりや腰痛といった体調不良を解消しやすくなる点に注目です。
肩こりや腰痛は血行不良に基づくものが多く、体幹を刺激することで背中や肩といった部位の筋肉の血行を促進することに繋がり、倦怠感や痛みが緩和されます。
また、体幹が強化されると背筋を伸ばした正しい姿勢を維持することが容易になるため、腰痛などを予防したい人にもバランスボールはおすすめです。
体幹をはじめとしたインナーマッスルを鍛えることは、基礎代謝の向上にも貢献します。
痩せやすい身体に近づきたい場合も、バランスボールを用いたトレーニングに挑戦しましょう。
バランスボールを購入しようと思っている人は、自分の身体に合ったサイズのものを選択することから始めてください。
バランスボールのサイズが合っていないと、トレーニングを上手く行えないこともあるので注意しましょう。
上に座ることができるバランスボールの中でも、55cmは比較的小さなサイズです。
基本的には、小学生や女性に適した大きさであることを覚えておきましょう。
具体的な身長としては、155cm程度が上限です。
小柄な人や身体が成長しきっていない小学生がバランスボールトレーニングを実施したいときに55cmのサイズは役立ちます。
大きめのバランスボールよりも低価格で購入しやすい傾向にありますが、成人男性が利用すると小さすぎることがあるので注意してください。
バランスボールの中でも、幅広い世代をターゲットにしているのが65cmのサイズです。
背が高めな女性はもちろん、男性にとっても利用しやすいサイズとして知られています。
適正身長は155cmから170cmです。
ただし、背が高めの男性にとっては小さめのサイズなので、自分の身長を確かめたうえで使用してみてください。
ただし、バランスボールトレーニングのやり方や種目によっては、やや小さめのサイズの方が扱いやすいこともあるので、高身長の人が予備として持っておくのもひとつの手段です。
高身長の人が使用するのに向いているサイズとして覚えておきたいのが直径75cmのバランスボールです。
バランスボールの使用方法としては、椅子のように上に座るエクササイズが挙げられます。
バランスボールが小さすぎると、座ったときに腰への負担が大きくなる点に注意してください。
170cm以上の身長がある人は、基本的に75cmのバランスボールを手に取りましょう。
170cm以下の人でも、65cmのバランスボールを小さく感じた場合は、75cmに切り替えてみてください。
バランスボールは空気を入れて使用するタイプのトレーニングギアです。空気の入れ具合については、バランスボールに望む高さやトレーニングの難易度によって調節するのが基本になります。
原則として覚えておきたいのが、空気の量が少ないほどバランスボールの上でバランスをとりやすくなることです。
バランスをとるのが苦手な人や、初めて取り組むバランス系の種目の場合は、通常よりも空気を抜いた状態で取り組むと、簡単に実践することができます。
反対に、バランスボールをなるべく潰すことなく利用したいときや、強い反発力を求めている場合は空気を多めに入れましょう。
バランスボールを用いたプランクなどの種目は、空気が入っているほどバランスがとりにくくなり、幅広い筋肉に負荷をかけることが可能になります。
バランスボールは乱暴に扱うと穴が開いてしまうことがあります。
ただし、基本的には二重構造になっているため、破裂するのではなく少しずつ萎んでいきます。
尖った形状のアクセサリーなどを身に着けたまま扱わないようにするなど、バランスボールを傷つけないことを心掛けてください。
また、足元が滑りやすい環境でバランスボールを使用すると、スリップして怪我に繋がる恐れがあります。
安定性を確保したい場合は、ヨガマットやヨガラグなどを敷きましょう。
実際にバランスボールを購入するときは、値段だけでなくサイズや丈夫さにも気を配ることが原則です。
特に、サイズが合っていないとバランスボールを上手く扱えず、トレーニングの効果が低減してしまうので気を付けて下さい。
バランスボールのサイズについて述べた今回の記事は、以下の3点にまとめることができます。
重要なポイントを振り返っておきましょう。
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