この記事では、猫背で悩まれている人にとって、枕や寝姿勢をサポートする方法を取り上げて説明をしていきます。
日々猫背で悩まれている人にとっては、寝姿勢についても猫背を誘発しやすいため、首や腰などの体の部位に痛みやこりを強く感じるようになっていきます。そこで、枕などの寝具の見直しや、体の痛みやこりを緩和するための方法を紹介していきます。
素材や機能性も大切ですが、まずは自分の体調や姿勢に合わせた寝具選びが重要になってくるので、その一つの手立てとして一読の上で役立ててみてください。
目次
猫背にまつわる原因は日中活動している時の姿勢だけに限らず、寝姿勢にも影響があるとされています。
理想的な寝姿勢に近づけるためにも、頭部の位置や首筋への負担といった、枕を使ったサポートに左右されてきます。
3つのポイントを元に、猫背改善に関する枕に必要なものを見直してみましょう。
寝姿勢に限らず理想的な姿勢は、頭・首・背中が一直線になっているだけでなく、頭から首にかけての滑らかなアーチを形成していることが特徴です。アーチが崩れないように支えるためにも、頭と首の両方を支える枕を選ぶことが重要です。
猫背の場合は首筋のアーチが崩れてストレートネックの人も多いとされ、首筋に加えて肩にも痛みを感じます。アーチを崩さないように、本来の姿勢を取り戻すための矯正アイテムとしても枕が持つサポート力は不可欠です。
枕には首の骨のカーブを支えることで、寝ている間も姿勢を維持する役目がありますが、枕の高さを適切に合わせることが寝姿勢を改善しやすくなります。枕が高すぎると首筋や背筋に負担がかかりすぎるのを防ぐために背筋が丸まってしまい、逆に低すぎると首のアーチが崩れて寝違えや首を痛める原因にもなります。
仰向けや横向きで寝たとしても、首筋から背筋にかけて一本の軸がずれないように寝姿勢を保てることが、猫背改善には必要になります。枕使用時に、頭が腰の位置より4cmほど高い位置が理想とされています。
反発力の高さによって寝姿勢にも影響する部分が大きくなります。背骨全体はS字にカーブしており、首の骨は前弯のカーブがあり、仰向けになった時には布団と首筋との間に空間ができます。首への負担をサポートすることが猫背対策や頭が沈みこまない枕を選ぶことになります。
枕が柔らかすぎると頭が支えられず姿勢が崩れ、硬すぎると頭部にかかる圧力が分散されずに首筋から背筋にかけての負担が大きくなってしまいます。適切な硬さの枕は個人差が出てくるので、自分の寝姿勢や頭をしっかり支えてくれる枕として長く使えるものを選ばないといけません。
猫背を改善していくためには、頭部や首を支える腰や肩に負担がかからないことも大切です。
寝姿勢についても同様で、前記の枕によるサポートには肩や背筋にも影響を与えます。
腰や肩に負担がかからなようにする寝姿勢について、2つのポイントを解説していきましょう。
猫背になると理想の姿勢が崩れている状態なので、腰や肩に大きな負担がかかっている姿勢になります。寝姿勢においても、腰や肩には体重がかかりやすいポイントなので、少しでも負担を和らげるために、タオルを腰の下に入れてクッション代わりになるものを作ります。
バスタオルでも構いませんが、四つ折りにして厚みを作り、腰の下に敷き込むことで腰の弯曲したカーブを保てるサポートになります。基本的には、仰向け姿勢に適した方法になるので、腰と布団やマットとの隙間を埋めるようにすることで、下から腰を支えてくれる安心感が生まれます。
寝姿勢で、特に仰向けで寝ている人にとっては、腰周辺の筋肉が突っ張ることで痛みが走ることがあります。その場合は、仰向け寝の状態でも膝を曲げて寝るようにすることで、腰の筋肉の緊張が緩和されて痛みが和らいでいきます。ただ、寝ている間に膝を曲げた姿勢をキープしづらい時は、膝の下にクッションを敷きこむことでも同じ効果を得られます。
体に無理な力を入れた状態にならないため、クッションに力を預けることで寝姿勢を保ちやすくなります。猫背は背筋と腰にも負担が大きいため、突っ張ることによる強張りをなくすことがポイントです。
猫背は日常生活における姿勢の歪みや悪さから引き起こされるものであり、日中の活動時間だけによらず、寝姿勢についても同じように言えます。特に、寝姿勢は頻繁に寝返りをうつものでなければ、同じ姿勢で長時間睡眠をとることになり、姿勢の悪さを改善することは難しいです。
姿勢改善のために、枕をはじめとする寝具を見直しや、寝姿勢を保つ工夫をすることで、一つずつ不快感を解消できるようにすることが大切です。一朝一夕にはいきませんが、改善の手を一つずつ積み重ねながら、体のケアに努めていきましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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