
Green & Recovery 〜芝生の上で1日を整える〜
会場:夢の島公園アーチェリー場
開催日:2026/05/23
外の空気を吸い込んだとき、もう一度深く吸いたくなる。芝生を裸足で踏んだとき、もっと大地の感触を感じたくなる。そんな、頭での思考ではなく「身体が先に反応した」という正直な感覚を、あなたは最近いつ味わったでしょうか。
5月23日、東京・夢の島公園アーチェリー場にて、TENTIAL Club会員様向けのイベント「Green & Recovery 〜芝生の上で1日を整える〜」が開催されました。
今回のイベントのコンセプトは、「動いて、温まって、冷まして、眠る」。身体の生理現象をそのままプログラムに落とし込んだ、コンディショニング体験を提供しました。
午前中の光を浴び、息を吐き、足裏で地面を感じるという当たり前の動作のひとつひとつこそが、実はその夜の深い眠りへの準備になっています。現代の大人がデスクワークやスマートフォンによっていつの間にか忘れてしまった自分の内面を見つめる重要性を、五感を開放する広大な芝生で、心地よく紐解いた1日の模様をお届けします。
今回のイベントは第一部が大人ペア向け、第二部がファミリー向けに開催されました。
最初のプログラムは、芝生の上でのグラウンディングヨガ。芝生エリアに立った参加者の皆様が最初に行ったのは「自分の重心がどこにあるか」を確かめることでした。日々、硬いコンクリートの上を歩く中で、私たちの足裏の感覚は静かに眠ってしまっています。「こんなにつま先(あるいは踵)に偏っていたのか」という驚きの声から、ヨガ講師・来夏さんによるプログラムがスタートしました。

目指したのは、足裏で地面をしっかり踏むことで、足裏からひざ、股関節、体幹へと、身体全体を一本につなげていくこと。「山のポーズ」や「木のポーズ」を通じて大地を力強く踏みしめると、自然と体幹が目を覚まします。そうして身体が整うことで、深く心地よい呼吸が、すみずみまで身体を満たしていきます。
「芝生の上でヨガをするのがこんなに気持ちいいことを知らなかった」という声が、終わったあとに多く聞かれました。普段デスクに張りついてガチガチになっていた身体がポカポカと温まっていく感覚を、参加者の皆様は味わっているようでした。

特に印象的だったのは、来夏さんの「今考えていることを、呼吸と一緒に手放して」という言葉。ある参加者は「その言葉に解放されました」と振り返ってくださいました。難しいポーズを完成させることではなく、思考をいったん手放して、ただ感じることに集中する時間。屋外という開放的な環境が、そんな特別な時間を後押ししてくれたのかもしれません。
朝活をテーマにした第一部とは変わって、11時から開催された第二部は、親子向けのプログラムに。太陽がのぼり、気温も上がっていく中、屋外で「転がる・吸い込む・踏む・触れる」といったアクションをヨガの中で行うことで、大人がいつの間にか「こなす」ことに慣れて忘れていた感覚が呼び覚まされていきます。
体験を通じて頭で理解するよりも先に「これがいい」と身体が先に反応する瞬間。その直感こそが、自分に最適なケアを知る入り口であり、本来子どもたちが当たり前に持っている感覚そのものです。「子どもは毎日、最高のコンディショニングをしている」というメッセージを、皆様が笑顔の中で体感されていたのが印象的でした。
ヨガの心地よい動きによって、参加者の皆様の深部体温がじんわりと上がったところで、プログラムは次のステップである「冷ます」工程へと移ります。
ここで手渡されたのは、軽食とスムージー。あらかじめ回答していただいた個々のコンディションに合わせて、「Beauty」「Energy」「Detox」「Relax」といった4つのタイプから、その人に合ったメニューをご提供しました。先に野菜やスムージーを口にすることで、食後の眠気やだるさにつながる血糖値の急上昇をやわらげる。咀嚼を意識して食べる順番やタイミングそのものもまたコンディショニングであるという学びを、味わいながら深めていく時間です。
「ヨガで温まった体に、自分に合ったスムージーをいただけて、体に吸収された感じがしました」

水分と栄養が身体に浸透していくとともに、上がっていた深部体温がゆっくりと下がり始めます。この温度差こそが、人の身体に自然な眠気を引き起こすトリガーです。
休憩スペースに用意されたリクライニングチェアやヨガマットに身を委ね、目を閉じる、静かな仮眠タイム。休日についついやってしまいがちな「遅くまでの二度寝」は体内時計を乱しますが、「一度朝に起きて光を浴び、日中に適切な仮眠をとる」ことは、休息モードへ能動的に切り替える最高のリカバリー習慣になる。それは、自分の身体の心地よさを体感する時間となりました。

「整う」とは、どこか特別な場所へ行って、特別なことをすることではありません。心地よいと感じるものと、ちょうどいい動きと、そこに生まれる時間。それさえあれば、日常のすぐ側にある「芝生の上」ですら、極上のリカバリーフィールドに変わります。
参加者からは、「土曜日の午前中はゴロゴロしがちですが、外に出て太陽を浴びて、少しだけでも身体を動かすことがメンタル面でも良い影響がありそうという気づきがありました」という声も。
そして帰り際、参加者に朝、芝生の上で気持ち良い光を浴びながら、「動いて、温まって、冷やした」身体は、その日の夜の湯船でふたたび「温めて、冷やす」ことで、最高の睡眠へと導かれます。参加された皆様の24時間のコンディショニングは、今夜の布団の中でその真価を発揮するはずです。
TENTIAL Clubでは、こうした体験を通じて、コンディショニングが"特別なこと"ではなく"日常"になるよう、これからも皆様の『24時間コンディショニング』を支え続けます。
イベントの最新情報はTENTIAL Clubページからご確認ください。