
自分のカラダを知ろう!姿勢コンディショニング!
会場:TENTIAL 本社
開催日:2026/03/26
PCの画面を見つめ続けた首の重みや、座りっぱなしで固まった腰。私たちはいつの間にか、そんな「身体の不自由」を当たり前のこととして受け入れてしまってはいないでしょうか。
そんな日常のノイズを脱ぎ捨て、本来の動ける身体を取り戻す。
3月26日、TENTIALオフィスにて、TENTIAL Club会員様向けの「姿勢コンディショニング」ワークショップが開催されました。
自分の姿勢を客観的に「知り」、正しく「整える」。一生付き合っていく大切なパートナーである自分の身体を、もう一度愛でるための時間が始まります。
リカバリーウェア「BAKUNE」を身に纏った参加者たちの前に、講師が衝撃的な定義を投げかけました。 「姿勢とは、重力に対する身体と骨の配列である」
会場に驚きの声が広がる中、さらに言葉は続きます。
「実は、科学的に『これが正しい姿勢』と言えるものはないと言われています」
背筋をまっすぐ伸ばし、その姿勢を維持する。長年そう教わってきた多くの人が、思わず前のめりになりました。最新のスポーツ科学が示すのは、ひとつの姿勢に固定することではなく、「どちらにも動ける状態」を保つことの重要性。曲げたり、反ったり、どちらの方向にも自由に行き来できる「振り子」のような身体こそが、健康の基盤になるといいます。
では、「姿勢が悪い」とはどういう状態なのか。それは、振り子の動きが止まり、特定の姿勢に「固定」されてしまっている状態のこと。長時間のデスクワーク、スマホの見すぎ、片方の肩だけにかけ続けるバッグなど日常の何気ない習慣が、少しずつ筋肉のバランスを崩し、身体に余分な負荷をかけ続けていたのです。

座学を終えると、いよいよ姿勢チェックが始まります。
2人1組になり、横向きで立ったパートナーの姿勢を観察していく。耳、肩、股関節、膝、くるぶしが一直線に並んでいるかを確認しながら、ワークシートへと記録。「骨盤が前にスライドしているか」「腰のカーブが強くなっていないか」「背中が丸まっていないか」など、状態に沿ってフローチャートをたどりながら、自分の姿勢タイプが明らかになっていきます。
姿勢不良には5つのタイプがあります。胸が潰れて頭が前に出る「猫背」、骨盤が前に傾いて腰が過剰に反る「反り腰」、その両方が重なる「猫背+反り腰」、背中のしなりが失われる「フラットバック」、そして骨盤が前にスライドして胸が後ろに倒れる「スウェイバック」。
「もしかして私、猫背だと思っていたけど反り腰も入ってるかも」「前から見るとまっすぐなのに、横からは全然違うね」。これまでの感覚とは違う、自分の姿勢の癖を知ることから、自分だけのコンディショニングは始まります。
続く動作チェックでは、2種類の動きを通じて姿勢の影響をより深く体感します。
アグラをかいて座り、上半身だけをひねる「座って回旋」。腕をまっすぐ上に伸ばしたまましゃがみ込む「バンザイスクワット」。どちらも一見シンプルな動きですが、やってみると体の硬さや動かしにくさが如実に現れます。「バンザイしながらしゃがもうとすると、手が前に倒れてしまう」「回旋しようとすると腰から動いてしまう」。
「これは弱さではなく、カラダの癖です」と講師は続けます。使いすぎた筋肉は過緊張で硬くなり、使えていない筋肉は眠ったまま。その不均衡が積み重なって、「楽な姿勢」を作り出す。しかしその「楽な姿勢」こそが、肩こりや腰痛、集中力の低下、体形の崩れへとつながっていく。参加者は自分の身体を通じて、その連鎖を実感していました。

後半はストレッチと動きづくりの実践へ。
仰向けで行う「呼吸」からはじまり、横向きに寝て胸を開く「トランクローテーション」、全身の可動性を引き出す「ワールドグレイテスト」、インナーマッスルを活性化する「デッドバグ」と「ブリッジ」と5種目を丁寧に順序立てて行います。
「今固まっている筋肉をゆるめ、眠っている筋肉を目覚めさせる。その順番が大切です」
ストレッチの前後に行った前屈チェックでは、驚きの声が上がりました。ほんの30分ほどの動きで、明らかに手が床に近づいている。「身体って、ちゃんと変わるんだ」。その小さな実感が、一夜の最も大きな収穫になったかもしれません。
講師が締めくくりに伝えたことは、シンプルです。「大事なのは続けること。セット数を減らしてもいい。実施する頻度を増やすことの方が、はるかに大切です」。

終了後、参加者同士の会話は自然と続きました。「自分がスウェイバックだとは思っていなかった」「デスクワークの合間に、呼吸だけでも取り入れてみます」。姿勢という、誰もが持ちながら意外と深く考えてこなかったテーマが、今夜の共通言語になっていました。
イベント告知には「姿勢を知り、整えるきっかけを得る」とありました。この夜、参加者が持ち帰ったのはストレッチの手順だけではなく、「自分の身体は変えられる」という実感だったように思います。
イベント終了後には、自身の身体の悩みを講師に相談する参加者の姿が。専門家に直接話しかけられる距離感も、この場ならではのものでした。
姿勢は、毎日の積み重ねがそのまま身体に刻まれたものです。今夜、自分の癖に初めて名前がついた。その瞬間から、コンディショニングは始まっています。
TENTIAL Clubでは、こうした体験を通じて、コンディショニングが"特別なこと"ではなく"日常"になるよう、これからも皆様の『24時間コンディショニング』を支え続けます。
イベントの最新情報はTENTIAL Clubページからご確認ください。