Athlete Relation

 

挑戦する人の隣でコンディショニングを支える ──TENTIALがサッカーと歩んできたこれまで

 

2026年6月、サッカーが盛り上がる夏がやってきます。4年に一度開催されるサッカーの祭典が開幕し、日本でも17年ぶりにJリーグ オールスターが開催されます。ひとつの競技にこれだけ視線が集まる時期は、そう多くありません。

 

私たちTENTIALも、この「JリーグオールスターDAZNカップ」 にシルバーパートナーとして関わります。出場する選手の皆さんにコンディショニング製品を提供し、少しでもサッカー界の盛り上がりに貢献するとともに、挑戦する方々を後押しできればと考えています。

 

もっとも、この取り組みは、時流に合わせて始めた突発的なものではありません。私たちはこれまで、競技を問わず、さまざまなアスリートやチーム、団体とともに、コンディショニングにまつわる取り組みを一歩ずつ重ねてきました。サッカーも、その一つです。


サッカーに注目が集まる今だからこそ、私たちがこれまで何をしてきたのか——その歩みを、振り返ってみたいと思います。

 

リソースもない創業期、最初のつながりはサッカーから

 

TENTIALは、リカバリーウェア「BAKUNE」をはじめとした自社製品を通じて、心身のコンディショニングを支えるブランドです。その出発点には、代表・中西裕太郎の原体験があります。

 

高校までプロサッカー選手を目指していた中西は、3年生の夏に狭心症を発症し、その道を断念。自身が健康上の理由で夢を諦めた経験が、のちに「コンディショニング」を核とした事業を始める原点になりました。

 

2018年の創業当時、TENTIALには資金もコネクションもありませんでした。だからこそ、初期の様々なつながりの中には、中西のルーツであるサッカーから生まれたものも多いです。

 

例えば創業期に加わり、現在も執行役員として組織を牽引する石川朝貴は、高校年代までJFAアカデミー福島でプロ選手を目指していました。大学生となって新たな道を模索していた時にイベントで中西と出会い、意気投合してインターン生としてTENTIALに参画。卒業後は一度大手企業に就職したのち、再びTENTIALに復帰して現在も会社を支えています。

 

その石川の学生時代の友人である浅岡大貴も、若くしてTENTIALの門をたたいた一人。トップレベルで活躍する数多くの選手を輩出した名門・筑波大学蹴球部を経て、アルビレックス新潟シンガポールにも在籍した後、ビジネスの世界で次なる挑戦に取り組んでいます。

 

2019年には、元プロサッカー選手の播戸竜二さんとの出会いがありました。播戸さんは21年間の競技生活で、J1からJ3までの各カテゴリで優勝を経験した選手です。

 

異なるステージでチームを勝たせてきたその知見や考え方は、スタートアップの組織づくりにも通じるものがあるのではないか——。そんな中西の想いと、現役引退後のキャリアとしてビジネスや経営を学びたいという播戸さんの考えが重なり、同年10月に播戸さんはTENTIALのCSO(Chief Sports Officer)に就任しました。

 

note: なぜTENTIALは「アスリートとのつながり」を大切にするのか。その歩みと想いの話

 

このようなサッカーを起点としたつながりは、社内に限ったものではありません。

 

TENTIALでは創業期から「アスリートの技術や知見を社会に還元していく」というコンセプトのもと、サービスや製品を提供してきました。この事業を手がけていく上で欠かせないのが、アスリートとの連携です。1,000人以上のアスリートとのネットワークも、当初はそのほとんどがサッカー関係者でした。それほどまでに、TENTIALにとってサッカーは、事業の原点に深く根ざした存在だったのです。

 

 

大学から育成年代まで、競技の現場を支える

 

 

人のつながりは、やがて「現場を支える」取り組みへと広がっていきます。

 

2022年6月、TENTIALは筑波大学蹴球部とスポンサー契約を結びました。浅岡の縁が、ひとつのかたちになった瞬間でもあります。インソールやリカバリーウェアなどのコンディショニング製品の提供に加え、少年少女へのサッカー普及活動のための大会「Tsukuba elite cup supported by TENTIAL」などの企画も実施してきました。

 

 

現在はコンディショニングサポート契約へと形を変え、睡眠セミナーなど製品提供以外の面からのサポートも実施しています。今後はGPSなどのデータを用いたコンディショニングを含め、さらに一歩踏み込んだ取り組みも計画しているところです。

 

2023年12月には、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と「U-12カテゴリーパートナー」契約を締結。1人でも多くの子どもたちが長くスポーツを続け、自分の夢に挑戦してほしいという想いから、鹿児島県で開かれた全日本U-12サッカー選手権大会をサポートさせていただきました。

 

翌2024年11月には、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」に賛同し、能登半島・七尾市の中学校で「ユメセン コンディショニングプロジェクト」を開きました。

 

このプロジェクトは震災からの復興に向き合う子どもたちに、夢を持つことと、前向きに生きるためのコンディショニングを伝える試みです。ソフトボール元日本代表の坂井寛子さん、元サッカー選手の菅和範さんと一緒に、TENTIALからも執行役員でサバットの日本代表でもある舟山健太が参加しました。

 

 

 

現場を担うのは元Jリーガーの社員

 

こうした現場での取り組みは、2025年6月に結んだ公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)との「未来育成パートナー」契約へと広がりました。

 

育成年代においては海外遠征を初めて経験する選手も多く、遠征時のコンディショニングが課題になりやすいそうです。そこで対象の選手たちにコンディショニング製品を提供し、合わせて睡眠のレクチャーをするプログラムを実施しました。

 

 

この取り組みを現場で担ったのが、京都サンガF.C.や松本山雅FCなど複数のクラブ で11年間プレーした“元Jリーガー”の酒井隆介です。引退後、進む道を模索していた時期にBAKUNEと出会い、その着心地に驚いたことをきっかけに、播戸さんの紹介でTENTIALへの入社を決めました。

 

酒井はスリーププランナーの資格を取り、育成年代の選手に睡眠とコンディショニングの重要性を伝えています。試合前に眠れず、本来の力を出しきれなかった現役時代があったからこそ、若い世代に伝えたいことがある——元Jリーガーであり、TENTIALの社員でもある酒井だからこそ、届く言葉です。

 

 

このような取り組みの意義を、中西はこう語ります。

 

「TENTIALは、スポーツで培われた経験や知見を社会に還元できないか、という発想から始まった会社です。そして、そこで得られた利益や経験を、もう一度スポーツへと還元していく。そんなエコシステムのようなものを、創業の頃から思い描いてきました」

 

「酒井は入社当時から『Jリーグに育ててもらったから、何かしらの形で恩返しがしたい』と、ずっと言っていました。彼のサッカー選手としての経験は、別の場所で社会人として働いていたら、もしかすると埋もれてしまっていたかもしれません。それが今回の機会を通じて、未来を担う若い選手たちに還元することができた。そういった意味でもすごく意義のある取り組みになったと感じています」(中西)

 

 

積み重ねの先に、2026年の取り組みがある

 

2026年に入っても、サッカーに関連する新たな取り組みが始動しています。1月に発表した元プロサッカー選手・長谷部誠さんとのコンディショニングサポート契約は、その象徴です。現役引退後、欧州でサッカー指導者として新たな挑戦を続ける長谷部さん。現役時代から「心を整える」ことを大切にされてきた姿勢は、TENTIALが目指すものと重なります。

 

Link: 長谷部誠さん×TENTIAL代表・中西裕太郎対談|【サッカー指導者・長谷部誠】誠実に、整える。

 

実はサッカー選手とのコンディショニングサポート契約という観点では、長谷部さんが初めてのパートナーです。TENTIALとしても、長谷部さんとともに、コンディショニングを通じて「人類のポテンシャルを引き出す」チャレンジを続けていきます。

 

また6月13日に開催されるJリーグオールスターDAZNカップに関しても、シルバーパートナーとしてサポートさせていただく運びとなりました。出場する全選手へのTENTIAL製品の提供を通じて、最高の舞台に立つ選手たちのコンディションを、少しでも支えられればと思います。

 

現在この取り組みを推進しているのも、サッカーに対する強い想いを持つメンバーです。その一人である岩橋は、広島大学の女子サッカー部でプレーしながら、コンディショニングの研究にも取り組んでいました。

 

酒井と同様、サッカーを知る者だからこそ、選手のコンディショニングに丁寧に向き合える。TENTIALの取り組みは、こうした現場のメンバーによって支えられています。

 

このJリーグオールスターでの取り組みについて、イノベーション本部 アスリートリレーション部部長の三浦はこう話します。

 

「今回のJリーグオールスターは、もともとJリーグさんからご相談をいただいたことがきっかけでした。これまで積み重ねてきた関係のなかで、選手のコンディショニングサポートという部分で、私たちに何かできるのではと感じてくださったのだと思います。お話を重ねるうちに、出場する全選手にコンディショニング製品を提供する、という座組に固まっていきました。

 

TENTIALとしては4年に一度、世界中の注目が集まるサッカーの大会の年だから、17年ぶりにJリーグオールスターがあるからといって、軽い気持ちで今回の取り組みに至ったわけではありません。会社として信念を持って活動を続けてきましたし、担当する社員一人ひとりにも、サッカーへの強い想いがあります。そこを理解していただけたからこそ、実現したお話だと思っています」

 

創業期の人の縁から始まり、競技の現場を支え、選手の引退後にまで伴走する。TENTIALとサッカーの歩みは、いつも目の前の一人ひとりと向き合うことの積み重ねでした。

 

サッカーが盛り上がるこの夏も、そしてその先も。私たちは競技を問わず、挑戦するすべての人の隣で、コンディショニングを支え続けていきます。

 

 

 

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