TENTIAL「BAKUNE」を導入している宿などに、その採用理由を聞くインタビュー企画。
旅人を支える一流のホスピタリティになぜTENTIALが必要なのか?
現地を訪れ、その理由を探りながら移動のコンディショニングについて考えていきます。
空港には、フライトの何時間前に行きますか?国内線であれば1時間前?国際線だと2〜3時間前でしょうか。
旅慣れた人ほどギリギリに到着しがちですが、空の旅は事前の手続きなど思いのほか時間がかかるもの。余裕を持って行動をするのが安心です。けれど、その時間がもったいない、と感じる人も多いはず。特に忙しい人ほど、時間を短縮できればと思うのではないでしょうか。
移動に費やす時間を短縮して有効活用する。それを可能にするのがビジネスジェットの利用です。現在、世界中で2万機を越えるビジネスジェットが運航されていて、欧米を中心に需要は拡大中。日本での利用者も年々増加しているそうです。そうした中で2018年に誕生したのがANAビジネスジェット(以下、ABJ)です。
ABJは、お客さまのさまざまなご要望に合わせて、プライベートジェット機のチャーター(貸切利用)手配事業をしている会社です。このABJのチャーターフライトで、2024年から「BAKUNE」が採用されています。
「時間価値の最大化」を掲げるABJ。機内で「BAKUNE」がどんな役割を担っているのか、代表取締役社長の世継崇さんにお話をうかがいました。訪れたのは、羽田空港にあるANAの整備場格納庫です。
ANAビジネスジェット 代表取締役社長
世継 崇 Yotsugi Takashi
━━ ビジネスジェットの特徴を教えてください。
定期運航便であれば、荷物を預けたり、保安検査を通過するのに時間を要するため、フライト出発時刻のかなり前に空港に到着していなければなりません。
一方、ビジネスジェットであればその時間を大幅に短縮できます。ビジネスジェット専用ターミナルが設置されている空港(例えば、羽田や成田、ロサンゼルスや香港やパリなど多数)であれば専用の保安検査場・ゲートがあり、極端なことを言えば、出発時刻の15分程前に到着しても大丈夫です。
また、出発時刻もお客さまのご都合によって柔軟に設定・変更ができます。海外では定期便が就航していない空港にも発着ができます。
つまり、お客さまの用途に合わせて目的地のより近くまでチャーターフライトで行くことができ、現地での移動時間も短縮できる。即ち時間の有効活用が出来る。まさに時間価値の向上です。
━━ ABJが掲げる「時間価値の最大化」とは?
先ほどお伝えしたとおり、ビジネスジェットをご利用いただくことで誰にも等しく与えられた「時間」という限られた資産を最大限に有効活用できます。
それこそが私たちABJがお客さまにご提供する価値になります。
ABJの主な利用者は、各界のトップティアやトップアスリートなど。限られた時間の中で、より高いパフォーマンスを求められる方々です。それ故、コンディショニングの重要度も高い方々と言えます。
フライト中の機内は、地上と大きく環境が変わります。気圧の変化が激しく、同じ姿勢で長時間過ごすことが多いため、血流の悪化や筋肉のコリ・痛みなどを伴うリスクが高くなります。体に与えるストレスは決して小さくありません。
そのリスクを少しでも低減し、フライト中の機内で快適に過ごしていただきたい。そんな思いから血行を促進して筋肉のコリを緩和する「BAKUNE」の導入を決めたと世継社長は言います。
━━ 「BAKUNE」を導入した経緯は?
知人からプレゼントされて「BAKUNE」のことは知っていました。実際に使ってみると、軽く、肌ざわりよく、とにかく楽。しかも暖かい。これなら確かに睡眠環境を整えられると思いました。
その体験を、私たちがご提供するチャーターフライトの機内で過ごすお客さまにも是非提供したい。お客さまのコンディショニングに寄与していくことで、より高い時間価値をご提供したいという思いから採用を決めました。
━━ 反響はいかがでしょう?
とても好評です。お客さまには事前にサイズをお伺いして、搭乗時に「BAKUNE」のパジャマとアイマスクをお渡しするようにしています。
多くのお客さまが機内ですぐに着替えられて、“ゆっくりできたよ”というお声を沢山いただいています。
後日、ご家族の分、あるいはギフトとして購入するお客様もいらっしゃいます。お客さまの中には、「ゆっくりできて仕事のアポイントに遅れそうになった(笑)」という声もあったほどです。CMなどを見て気になっていた方もいらして、お渡しすると大変喜んでいただけます。
━━ 利用者は機内でどのように過ごしていますか?
会議をされたり、お食事を楽しまれたり、睡眠をとられたり、いろいろな時間を過ごされています。いずれにせよ、移動は手段。目的地に到着されてからが本番です。機内ではできるだけ体を休ませて調子を整えていただくこと、まさにリカバリーが大切だと思っています。
ABJは、メジャーリーガー今永 昇太選手の移動のサポートもさせていただいています。
アスリートであれば、移動中の機内でリラックスできること、快眠環境を確保することがいちばんです。機内でお客さまのコンディショニングをする。そのためのツールとして、私たちはお客さまに「BAKUNE」をご提供しています。
時間はお金で買うことができません。けれど同じ時間でも工夫次第でその価値は大きく変わってきます。
体に負担がかかる機内ではコンディショニングの差が時間価値を左右します。本番で最高のパフォーマンスを発揮し、より有意義な時間を過ごすことが出来るように、ABJとともに、「BAKUNE」が快適な空の旅をサポートします。