歳をとっても元気な体でいるために適度な運動は非常に大切です。
ランニングしたりウォーキングしたりして自身の健康管理を行っている人をよく見かけますが、足が衰えなければ何歳になっても元気な体を維持することができるとも言われています。
自重で行うスクワットは、足を鍛えるトレーニングとして人気があります。
スクワットは足を鍛えるためには簡単で非常に効果的なトレーニングですが、正しい知識を持って行わないと腰痛のリスクが非常に高まるため、正しい知識をしっかり覚えてからトレーニングを始めましょう。
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監修者:江間 崇人
・理学療法士
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
理学療法士としてアスリートに対するリハビリテーションを行う。現在はアスリートへのリハビリに加えて、インソールの開発も行う。
スクワットは健康な体を手に入れるためにとても効果的なトレーニングと言われています。
そんな効果的なトレーニングといわれるスクワットですが、反対にスクワットをやったことで腰を痛めてしまったという人もいます。
残念ながら正しい方法でスクワットを行わなければ腰痛のリスクは非常に高まります。
スクワットを行うことで腰痛を引き起こす原因はその姿勢にあります。
スクワットを行うときに背中を丸めて腰を曲げたまま行なっている人をたまに見かけます。
実はこれ、スクワットを行う上で一番やってはいけない動作です。
姿勢が悪いと腰に過度な負担がかかってしまうため、姿勢の悪い状態でスクワットを繰り返すと腰が悲鳴を上げ腰痛を引き起こしてしまいます。
背中をまっすぐにして負担がかからない方法でスクワットを行いましょう。
スクワットは正しい方法で行えば腰痛を防ぎ、足を効果的に鍛えてくれる非常に良いトレーニングです
そこでスクワットで腰痛にならないための2つのポイント解説します。
スクワットで腰痛にならないために注意するポイントとして、まず最初に紹介するのが、体をほぐしてからスクワット行う方法です。
決してスクワットに限ったことではありませんが、スポーツやトレーニングを行う前にしっかりと体をほぐしてから行うことが効果的と言われています。
ウォーミングアップで体をほぐしてから行うことによって筋温が高まり、筋や関節周りのトラブルを防ぐことが可能になります。
そんなウォーミングアップの方法として具体的に紹介するのがダイナミックストレッチです。
ダイナミックストレッチは反動をしっかり使って行うストレッチですが、反動を使うことによって体を温めることができるのでスポーツ選手などもウォーミングアップに取り入れているストレッチです。
冬場は特に体が固まりがちなのでしっかりウォーミングアップを行ってください。
スクワットで腰痛にならないために注意するポイントとして次に紹介するのが、自分に合った強度でスクワットをすることです。
スクワットを行う大前提として、正しい負荷でおこなうことが非常に重要です。
様々なバリエーションのスクワットを行うためには負荷に耐えられるだけの下半身の筋力が必要となります。必要な下半身の筋力がない状態で無理な負荷を伴うスクワットを行うと、本来鍛えたい場所に正しい負荷がかかりません。それどころか負荷が別の場所に逃げてしまい、怪我の原因となります。
慣れていない人は自重以上の負荷をかけたり、様々なバリエーションで行うことはやめて、基本的なスクワットから始めることが大切です。
また、スクワットは下半身の筋力だけでなく体幹の筋力も必要とするため、これらの筋肉をしっかりつけてから行うことが怪我をせずに鍛えることができる重要な要素になります 。
また、スクワットは下半身の筋力だけでなく体幹の筋力も必要とします。そのため、体幹の筋力が発揮できるような姿勢(腰が曲がらない、反りすぎない)で行うことが怪我をせずに鍛えることができる重要な要素になります 。
スクワットは下半身の強化種目としてポピュラーな筋トレですが、息を細く吐きながら行う事で下腹部に力が入りやすくなり腰痛予防も期待できます。
肩幅より広く脚を開き、爪先を膝と同じ向きにするのが基本姿勢です。
ここから腰を極端に傾けたり伸ばしたりすることなく、お尻を後ろに引くイメージで膝を曲げます。
腰が曲がらないよう行うことが腰痛予防スクワットのポイントです。腿が床と並行になったら基本姿勢に戻ってください。
曲げたときの膝が爪先より前に出ていたり、視線が下を向いているのは悪いフォームの見本なので注意しましょう。
目線を前にすることを意識すると、お腹に力を入れたまま膝を曲げ伸ばししやすくなります。
膝の曲げ伸ばし10回で1セットです。1日おきに3セット取り組むことを目標にしてください。
女性や子供でも簡単にできるスクワットは正しくおこなえば足腰が鍛えられて、健康的な体を手に入れることできます。
また、トレーニングジムなどに行かなくても、自宅や会社のオフィスなどの狭いスペースでしっかり鍛えることができる非常に良いトレーニングです。
しかし、簡単に始められるがゆえに自己流でフォームを誤ってしまえば、腰痛などの怪我に悩まされることになり長く続けることができません。
そうならないためにも正しい方法でスクワットを行い、健康的な体を手に入れましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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