高齢者の方はプロテインを飲んでも良い?高齢者が不足しがちな栄養素も合わせて紹介

高齢者はプロテインを飲んでいいの?という疑問をお持ちの方もいると思います。


結論、プロテインを飲むことは問題ないです。むしろ、不足している栄養素を補足してくれる可能性があります。効果的にプロテインを活用できれば、栄養摂取の手段として生活に取り入れられるかもしれません。


ただし、高齢になればなるほど病気をわずらったりしていて気にすることも多いかと思いますので心配事もあるかと思います。


プロテインを飲んでも問題ないという話から、高齢者の栄養摂取状態も含めて解説していきます。


高齢者はプロテインを飲んでも平気?



高齢者がプロテインを飲んでも問題ないです。


むしろ、栄養補助食品としておすすめされています。ただし体の不調を抱え始める高齢者に安心して使ってもらえるかは心配かと思います。


また、糖尿病を患っている方でも問題なく飲むことができます。


糖類が含まれていなければ血糖値を上げる心配もありませんし、含まれていたとしても運動後ということもあり、容量を間違えなければ大幅に上昇することもないと言われています。


しかし、過剰な摂取は悪影響を及ぼしかねません。

特に腎臓、膵臓は過剰摂取による負担が増えますので持病を持っている方は医師に相談をしてから使用しましょう。


高齢者は3割が低栄養状態に陥っている



高齢者の3割は低栄養状態と言われています。


低栄養状態とは、身体を動かすためのエネルギーや、筋肉、皮膚、内臓を構成していくタンパク質などの栄養素が不足している状態のことを指します。


発生する原因は、食欲の低下や噛む力の低下により食事ができなくなり食事量が減少するためです。


低栄養状態になると、体重減少、筋肉の低下。風邪や感染症にかかりやすくなる、傷が治りにくい、むくみやすくなる、という症状が発症します。


また、水分摂取量の低下からくる脱水症状が見られることもあります。


原因は慢性的なものから、身体的・精神的・社会的な側面もあり様々です。


低栄養状態の高齢者の割合が3割いるということは理解しましょう。


高齢者が不足しがちな栄養素



低栄養の高齢者が多いことを前提に、高齢者が不足しがちな栄養素について解説します。


以下の通り、3種類あります。


タンパク質

ビタミンB群

カルシウム


それぞれ不足するとどういった影響があるか、どんな食品に栄養が含まれているかを把握しておきましょう。


タンパク質


タンパク質は肉や魚に多く含まれますが、消化吸収能力の低下による不足や、噛みにくさなどが理由で高齢者は敬遠しがちな食材と言われています。


肉と魚以外にも卵、牛乳、大豆などから摂取可能です。


タンパク質は筋肉を作り出す上で欠かせない栄養素です。


高齢になると、筋肉量も筋力も減り、身体を動かすことが難しくなってきます。


タンパク質が不足した場合、減少した筋肉をカバーするための筋肉を作り出すことができなくなってしまうと言われています。


また、タンパク質はプロテインにも多く含まれていますので、食事で取りきれていないタンパク質を摂取することができます。



ビタミンB群


ビタミンB群の特にB6、B12が不足しがちと言われています。食品は、レバー、卵、緑黄色野菜類、魚介類に含まれています。


ビタミンB6

不足する理由は、栄養の吸収不良、アルコール中毒、薬剤の使用にビタミンの吸収が阻害されると言われています。


不足すると、皮膚に炎症が起こりやすくなり肌のトラブルに結びつきます。


ビタミンB12

不足する理由は、体内に蓄積されてきたビタミンB12が減少する一方、胃酸の分泌量が減って食品からの吸収率も低下する傾向があるとされています。


不足すると、悪性の貧血、活動失調、味覚障害などの原因となります。


いずれも、体が吸収しにくいため、摂取を意識しすぎて摂取過多になる事もあると言われていますので、医師や栄養士などとも相談しながら摂取量は決めると良いでしょう。


カルシウム


高齢者はカルシウムが不足しやすいと言われています。理由は、加齢により腸でのカルシウムの吸収が悪くなるとされているためです。


そのため、今までと同じようにカルシウムを摂取していても、体内に吸収されている量が減ってしまいます。


食品は、牛乳、バター、桜えび、しらす干し、豆腐、チーズなどです。


カルシウムが不足すると、骨や歯が弱くなったり、神経質になりイライラしやすくなります。


高齢者にとって大きいのは骨が弱くなり、骨粗鬆症に結びつくことです。


ビタミンD(魚やキノコ類など)と一緒にカルシウムを摂取すると吸収をよくすることができると言われていますので、試してみるのも良いでしょう。


高齢者の栄養不足は様々な悪影響を及ぼす


高齢者の栄養不足は、体の様々な機能や部位に悪影響を及ぼします。加齢により、様々な体の部位が弱くなっていくのは、栄養の吸収ができなくなったり、体力や精神的に栄養摂取ができなくなるのも大きな要因です。


しかし、栄養不足が及ぼす影響は身体に大きな物ばかりです。

以下の2点を解説していきます。


骨粗しょう症

サルペコニア


骨粗しょう症


骨粗しょう症は、骨の強さが低下し骨折しやすくなる状態です。


いわゆるカルシウム不足から発生されると言われています。そもそも、加齢により骨が弱くなっているところで、体内のカルシウムの吸収能力も低下していますから、誘発しやすいと言われています。


しかし、食事や運動などの生活習慣の改善で予防ができるとも言われています。


栄養は、カルシウムとビタミンD、ビタミンKをとり食塩の摂取を抑えます。


運動習慣をつけたり、禁煙、飲酒量を控えるなどの改善を図ると骨粗しょう症の危険因子を和らげる効果が出るとも言われています。


骨粗しょう症は、転倒だけでも骨折する確率を上げると言われています。


健康的に過ごすためにも防げるものは防ぎましょう。


サルペコニア


サルペコニアとは筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態のことを指します。


サルペコニアになると、転倒による骨折、寝たきりなどの原因にもなり、筋肉の低下により食事が飲み込みにくくなったりします。


サルペコニアになる原因は、加齢、活動量の低下、様々な疾患、そして栄養不足と言われています。


予防策は、足や腰の筋力をつける適度な運動をすることと、栄養をしっかり摂ることです。


運動は無理のない範囲で、何かにつかまりながらでも軽いスクワットや片足立ちなどをしてみることから始めると良いでしょう。


食事はタンパク質を摂ることと主菜副菜をバランスよく摂ることを意識し、アミノ酸を含んだBCAA製剤も効果的と言われています。


BCAA製剤とは運動時に筋肉のエネルギー源となる必須アミノ酸の略称です。


疲労感や筋肉痛の軽減、運動パフォーマンスを上げる効果を持っています。


基本は栄養摂取と運動をベースに予防をしながら、BCAAなどを試してみるのも良いでしょう。


高齢者がプロテインを飲むことは効果的!



高齢者は様々な栄養が不足し、骨と筋肉の低下で体が思うように動かなくなります。


栄養不足に陥りやすいタンパク質の摂取には筋肉の材料になるプロテインが効果的です。


サルペコニアのように、予防のために運動も必要となると体内にタンパク質がないと効果が薄れますので、タンパク質をプロテインでしっかり入れることで効果が期待できます。


タンパク質が足りていないと、筋肉が傷ついてしまい、筋肉量がさらに減ってしまうリスクがあると言われています。


高齢者の方は、口渇感も衰え始めるため脱水に陥ることも考慮すると、粉末を水や牛乳に溶かすタイプでなくても、ゼリータイプやドリンクタイプなども合わせて検討してみると良いでしょう。


まとめ


高齢者の筋肉量を維持、もしくは増やすためにプロテインは効果的です。


栄養不足によるタンパク質の不足は、摂取不足以外にも体内でどうしても欠乏してしまうことがあります。


特に、運動する方はタンパク質不足の中でせっかく頑張っても効果がなく、逆にマイナス効果になってしまうかもしれません。


せっかくなら、プロテインを飲んで効果を上げていきましょう。


高齢者の3割は栄養不足でタンパク質が不足している

筋肉量が落ち、維持するため運動両方が必要になる

運動の効果を上げるにはプロテインを飲みタンパク質を不足させない


過剰摂取は逆効果になると言われていますので、用法容量を守って飲用しましょう。

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