2020.06.11

プロトレーナー木場克己氏が語る"幼少期における「足育」の重要性"

今回は長友佑都選手をはじめとする、トップアスリートのトレーナーを務める木場克己氏に幼少期における「足育」の重要性についてお話していただきました。


出典:木場克己 公式サイト


【PROFILE】

木場 克己(こば かつみ)


久保建英選手、長友佑都選手をはじめとする有名サッカー選手、陸上や水泳選手などのトレーナーを務めるほか、back number等の有名アーティストのサポートも務める。


また、多くのテレビ出演、雑誌メディアでも活躍。体幹トレーニング関連書籍は子供向け、アスリート向け、女性の美BODY作り、健康年齢について他、あらゆる年齢層に向けた分野で監修。その数は50冊以上、累計発行部数は230部を突破。


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幼少期における「足育」の重要性


ーープロアスリートから小中学生年代への指導など幅広く行われていますが、ずばり、幼少期における「足育」の重要性を教えてください。


木場:現代の子供たちは外で遊ぶ機会が減ってきているので、体幹をはじめ、体力的にも随分衰えている印象があります。体幹が衰えてくると姿勢が悪くなるので、体の軸がブレてしまい、怪我をする恐れが増すことになります。


足や足指の筋力も落ちてくるので、地面をしっかりと噛めない子供たちが増えているというのは肌で感じています。


子供の約8割に「浮き指」の症状が出ていると言われているので、幼少期における足の健康管理は非常に重要だと考えています。


足指をしっかりと使えるようになると疲れにくくなったり、運動機能が向上するので、日頃からトレーニングするといいかもしれませんね。



浮き指とは


浮き指とは、立っている時や歩いている時に足の指が床や靴底に接地しない、接地していても指先に力を入れて踏ん張れない状態のことです。


人間の足は普段、足の指まで使って踏ん張ることで、転ばずに歩いたりバランスの良い姿勢を保ったりしています。浮き指になると、その足の指に力を入れて地面を踏ん張れなくなります。


誰しもが倒立をしようとする際は、地面に手の指を開いて支えようとするはずです。

指を浮かして掌だけでバランスをとり、全身を支えることは非常に難しく、バランスを崩しやすくなることは容易にイメージできるでしょう。


つまり、足も同様で、浮き指のまま生活するということは、姿勢をはじめとした全身のバランスが崩れることに繋がりやすくなります。


また、浮き指の症状は非常に多種多様で、特定の一本の指だけが目に見えて持ち上がっている場合や、全ての指が床に触れているように見える、逆にすべての指が浮いている場合など、様々な症状が存在します。



ーーどのようにトレーニングしたらいいですか?


木場:片足立ちのトレーニングと足の「グー・チョキ・パー運動」は足指を鍛えるのにおすすめのトレーニングです。


慣れるまでは「グー・チョキ・パー運動」を難しく感じるかもしれませんが、毎日トレーニングすることで徐々に足指が使えるようになっていきます。


継続してトレーニングすることが重要なので、少しでもいいので毎日実践しましょう。


そうすることで徐々に地面を掴めるようになり、体の軸がブレにくくなります。



足の「グー・チョキ・パー運動」

足で「グー・チョキ・パー」を作って足指を鍛えるトレーニング

幼少期からインソールを使うメリット


ーー子供の頃からテンシャル・インソールを使うことはどのようなメリットがありますか?


木場:現在様々な種類のインソールがありますが、テンシャル・インソールは立方骨に対してアプローチするので、アーチサポートが必要な子供たちに対し、非常に有用なアイテムだと思います。


アーチを支えることで扁平足になりにくくなったり、疲れにくくなるので、快適な歩行をサポートしてくれるはずです。


子供の成長はものすごく早いので、1日でも早く足のケアをすることが望ましいでしょう。

長友佑都選手や久保建英選手の強さの秘訣


ーー少し話が変わってしまいますが、長友選手や久保選手はもともと体の使い方が上手だったのか、それともトレーニングによってブレない体を手に入れたのか?


木場:両方あると思います。ただ、長友選手や久保選手は自ら体幹トレーニングやボディコンディショニングの重要性に気づき、人一倍トレーニングに励んでいたことは確かです。


怪我をしない選手は常に良い状態でパフォーマンスを発揮できるので、まずは怪我をしない体づくりが大切ですね。


怪我をしにくくするためにも体幹トレーニングや足指のトレーニングは非常に重要です。


また、体の柔軟性も一流のアスリートになるには必要な要素なので、トレーニングとストレッチを欠かさずできると一流のアスリートに近づけるのはないかと思います。

木場克己氏の監修本を紹介

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